どうも、白夜霧(@KiRi_Byakuya)です。
いきなりですが、2022年6月末に会社をクビになりました\(^o^)/
一応言っておきますが、私自身が何かやらかしたわけではなく「会社都合退職」です。かつ、有難いことに既に再就職済みで、新しい職場で絶賛社畜してます(`・ω・´)ゞ
失業期間中に色々と気にかけてくれた友人たちよ。改めて本当にありがとう。誕生日プレゼント待ってるぜ(・∀・)b
再就職が決まり、新しい職場で頑張ってはいますが、残念ながら今の御時世、またいつ同じ状況になるかわかりません。
そんな感じなので今回は、会社をクビになって失業保険(雇用保険)を申請する『前に』やったこと(やって良かったこと)を記事にしてみました。
失業保険の申請方法に関する記事や動画は探せば色々とあります。
ただ、会社をクビになって失業保険を申請する前にやること、準備すること。に関しては、なかなかまとまった記事が見当たらなかったので、自分用の覚書も兼ねて記事にしてみました。
誰かの参考になれば幸いですm(_ _)m
目次
【概要】会社をクビになったら、失業保険を申請する前にやること
本記事で記載する内容は、ものすごくざっくりまとめるとこんな感じです。
簡単な流れ
- 会社から提出される書類の確認&申請
- 退職金や有給休暇の確認
- 失業保険(=雇用保険)を申請するための前準備
- 国民年金&健康保険の切り替え
各部分で実体験を元にした「こうした方が良かった」「これはやっておいた方がいい」という内容を記載しているので、参考になれば幸いです。
本記事の注意点
本記事は「独身のおっさんが会社都合で退職し、再就職を前提に失業保険を申請する」前にやったこと、準備したことを実体験をもとに記載しています。
そのため、自己都合退職(自分の意志で会社をやめた)場合。または扶養家族の有無。再就職せずに企業するなど。皆さんの環境によってやることや準備することが異なる可能性があります。
なので、あくまで本記事は「会社をクビになったらやること。かつ、失業保険を申請する前にやることの大まかな流れ」を掴むための、参考程度に読んで頂けると幸いです。
メインは「自分用の備忘録」という記事なのでご容赦を。
会社をクビ(解雇)になったら『すぐに会社に確認すること』
チェックリスト
- 「解雇の理由」を明確にして文章で残す。
- 勤務表(タイムカード)をバックアップ準備しておく。
- 退職後に必要になる書類の確認と発行依頼。
- 『退職金』の確認。
- 『有給休暇』の残り日数を確認する。
「解雇の理由」を明確にして文章で残す
私は会社から「解雇予告通知」の連絡を貰った後、人事に対して「会社を解雇される理由」をメールで問い合わせました。
理由としては以下の通りです。
- 就職活動する上で「前の会社をやめた理由」は必ず聞かれるので、その回答する内容を明確にするため。
- 後に提出される書類(離職票など)に記載されている「離職理由」と不一致がないことを確認するため。
- 後々になって「自己都合退職」と勝手に変更されないようにするための証拠を残すため。
もちろん、メールには「口頭での説明ではなく、メール(文章)で回答して下さい。」と記載しました。
「会社都合退職/会社都合解雇」は、会社側に以下のデメリットが発生します。
- 雇用関連助成金を受給できない
- 裁判で訴えられるおそれがある
- 解雇予告手当の支払いが必要となる
万が一「社内では会社都合と言ったが、書類上は自己都合」なんて事が発生しても、それを指摘できる証拠作るために、私は解雇理由を問い合わせました。
「解雇予告通知」と「解雇理由が記載された返信メールや文章」は、印刷もしくはPDFで保存して置きましょう。
「口頭で説明」なんて言ってきたら全てボイスレコーダーで保存しましょう。
【パワハラ】長時間録音可能!小型ボイスレコーダーは本当にバレないのか?【いじめ】
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従業員にとって「自己都合」より「会社都合」の方が良いとされる理由
かなりざっくりですが、メリットとデメリットをまとめるとこんな感じ。
メリット | デメリット | |
自己都合退職 | 退職理由を深く追求されない。 | 失業保険の給付が遅い+期間が短い。 |
会社都合退職 | 失業保険の給付が早い+期間が長い。 | 理由が明確でないと不審に思われる。 |
「会社都合退職」の一番のメリットは、失業保険(=雇用保険)の給付が会社都合の方が早く。かつ期間も長い点です。
逆にデメリットとして、退職の理由が倒産や所属部署の解散など、明確でないと面接官によっては不審に思われる可能性があります。
勤務表(タイムカード)をバックアップ準備しておく
もし仮に「会社都合退職」だったはずが、最終的に「自己都合退職」と判断されてしまった場合。
ハローワークに「異議申立」が可能です。その際に「労働契約書」「就業規則」「勤務表(タイムカードなど)」が必要になります。
念には念を、という考え方なので必須ではありませんが、ちょっとでも不安な人は準備しておきましょう。
勤務表は少なくとも2~3ヶ月分。余裕を持って半年分ぐらいは印刷しておきましょう。
退職後に必要になる書類の確認と発行依頼
私は会社をクビになった(解雇予告通知を受け取った)際、下記書類の提出(発行)を会社に要求しました。
- 離職票1(=雇用保険被験者資格喪失通知書)
- 離職票2
- 雇用保険被保険者証
- 社会保険喪失証明書(=健康保険資格喪失証明書)
- 源泉徴収票
- 退職証明書
ココがポイント
- 「退職証明書」以外は、基本的に会社側が勝手に発行してくれる書類がほとんど。ただ、会社側にしてみれば義務ではないらしいので、念のため全ての提出を依頼する連絡はした方がいい。
- 上記書類の要求時には「いつ頃提出されるのか?」も一緒に確認すること。
離職票1と離職票2
離職票とは、企業を退職した人がハローワークで雇用保険の失業給付(基本手当て)や求職の申込を行う際に必要となる書類です。正式名称は雇用保険被保険者離職票といいますが、一般的には離職票と呼ばれています。 離職票は退職10日後くらいに会社から郵送などで退職者の手元に渡されるようになっています。
主にハローワークに失業保険を申請する際に必要になる書類。※国民年金や国民健康保険の切り替えでも使う場合がある。
絶対に使う書類なので忘れないように。
雇用保険被保険者証
雇用保険被保険者証とは、簡単に言うと「雇用保険に加入した際に発行される証明書」です。所持していることで、自分が「雇用保険加入者であること」の証明になります。転職をする際、転職先の会社でもこの雇用保険は引き継がれるため、入社手続きで雇用保険被保険者証の提出が求められます。
雇用保険の加入手続きは労働者ではなく、就職した会社が行います。そして、雇用保険被保険者証が発行されると、原則労働者に手渡されます。
提出というよりは返却の方が正しい?
原則「労働者が保管している書類」という扱いですが、会社側が保管している場合があるので会社に確認しましょう。
ココに注意
- 私と同じく「え?自分で保管してる?そんなもん覚えてないよ!!」という方へ。「年金手帳」に貼りついている可能性があります。
- 年金手帳が見当たらない人は、手帳ごと会社が保管している場合もあります。
社会保険喪失証明書(=健康保険資格喪失証明書)
社会保険資格喪失証明書とは、健康保険の被保険者や被扶養者であった方が、会社の退職などにより社会保険の資格を喪失して脱退した日付を証明するための書類です。
健康保険や厚生年金保険の資格の取得・喪失の手続きは、扶養者の手続きを含めて会社で行ってくれますが、会社を退職して国民健康保険や国民年金に加入する手続きは、市区町村の窓口で自分自身で行います。
会社を退職し、社会保険から国民健康保険に切り替える際に必要となる書類。
退職日の次の日から会社から貰った保険証は使えなくなります。国民健康保険に切り替えるのであれば、できるだけ早く欲しい書類です。
「離職票よりも先に提出できるなら先に提出して。」と会社に言って置くのもあり。
源泉徴収票
源泉徴収票とは、1年間の収入と納付した所得税額を記載した書類のことです。会社は、従業員に支払う金額から所得税を計算し、その分を給与から差し引いて、国に納税しています。これを源泉徴収といい、税金の納付漏れや徴収漏れを防ぐため、会社が個人に代わって納税するように設けられている制度です。
会社在籍中に、年末に貰うあの書類。
なお、会社は退職した社員に対しても、必ず源泉徴収票を発行する義務があります。
従業員が退職した場合、会社は退職者に対して1カ月以内に退職所得の源泉徴収票を交付することが義務付けられています。もらえるタイミングは会社の対応速度によって変わってきますが、多くの場合は退職日に合わせて交付します。退職日に交付が間に合わなかった場合は自宅への郵送となるため、正確な住所を会社に伝えておきましょう。
提出日は会社によって色々違いがでてくるので、いつ頃に貰えるのかしっかり聞いておいた方がいいです。
ココに注意
やめた会社から貰った源泉徴収票は、再就職先の会社に提出する必要があります(※時期によっては不要)。また、再就職しなくても「確定申告」で使います。絶対に無くさないようにして下さい。
退職証明書
退職証明書とは、その名の通り、会社を退職していることを証明するための書類となります。退職証明書が必要になる場合は、主に転職先の会社から提出を求められた場合か、失業手当の給付や国民健康保険の手続きをする際に、離職票の代わりとして使用する場合のいずれかとなります。
注意点として、この書類は会社に「発行して下さい。」と要求しないと発行(かつ提出)はしてくれません。
「退職証明書」は、会社に対して従業員から提出が求めれた場合。労働基準法第22条によって発行する義務が発生します。※アルバイト、パート、契約社員でも提出要求は可能。
(退職時等の証明)
第二十二条 労働者が、退職の場合において、使用期間、業務の種類、その事業における地位、賃金又は退職の事由(退職の事由が解雇の場合にあつては、その理由を含む。)について証明書を請求した場合においては、使用者は、遅滞なくこれを交付しなければならない。引用:労働基準法
かつ、理由もなく発行を拒否した場合、会社には罰則(30万以上の罰金)の規定もあります。
第百二十条 次の各号のいずれかに該当する者は、三十万円以下の罰金に処する。
一 第十四条、第十五条第一項若しくは第三項、第十八条第七項、第二十二条第一項から第三項まで、・・・(以下省略)引用:労働基準法
用途としては、ハローワークや転職(再就職)先に提出を求められる可能性があります。また家族がいる場合は、その家族の被扶養者になる場合にも必要になるらしい。
ただ、あくまで私の場合ですが、正直言うと「人によっては必要かもしれないし、いらないかもしれない書類」という感じでした。
私も有難いことに、退職後の就職活動で複数の企業から内定を頂きましたが「退職証明書」の提出を求められたのは一社のみ。※結局その会社は辞退したので未提出。
ぶっちゃけ私の場合は「会社都合退職であることを証明するための書類」という認識で発行しました。
次の就職先に提出する可能性もある書類なので、一応発行しておくことをオススメします。
「解雇理由証明書」って必要?
退職証明書を調べていると、同じような名前の「解雇理由証明書」という書類も出てきます。
解雇理由証明書は、会社が発行する、解雇の理由の書かれた書類。労働審判、訴訟など、裁判所の手続きで、とても重要視されます。会社が交付するので、そこに書かれた解雇理由は、会社が認めた内容だといえるからです。
「解雇理由証明書」は主に「不当解雇に対して訴える場合などに使う証明書」というが一般的な認識らしいです。
不当解雇だという認識があって、会社を訴えるのであれば重要な書類だとは思いますが、基本的には発行する必要はないかな?
『退職金』の確認
退職金の給付には、勤続年数など各会社によっていろいろなので必ず確認しましょう。
クビになった途端にいきなりお金の話するのは抵抗があるかもしれませんが、こっちは収入がなくなるので遠慮する方が間違いです。
いつ、どのようなカタチで支払われるのか?しっかり確認して下さい。
『有給休暇』残り日数を確認する
引き継ぎ作業もありますが、それさえ終わってしまえば後は知ったことではありません。
ちゃっちゃと引き継ぎ作業を終わらせて、有給休暇を消化しましょう。
なお、基本的に退職間際の従業員の有給休暇の消化は、会社は拒否出来ません。
Q3.退職間際の労働者から、残った年休を退職日までの勤務日に充てたいといわれたら、拒むことはできませんか?
年休は労働者の権利ですから退職間際の年休の申請に対して拒むことはできません。実際上、退職前の業務の引継ぎなど必要がある場合は、退職日を遅らせてもらうなど、退職する労働者と話し合ったほうがよいでしょう。
有給休暇の「買取り」について確認する
私もクビになって初めて知りましたが「有給休暇の買取り」というものがあるそうです。
ただ、残念ながら退職時の残りの有給休暇の買取りは、労働基準法的に義務ではないらしい。
Q4. 退職するので、今まで使わなかった年次有給休暇を買上げてもらうよう会社に請求しましたが、いい返事をしてくれません。年次有給休暇も取らず、一生懸命働いてきたので、会社は年次有給休暇の買上げをしてくれてもいいと思うのですが。(労働者)
A4.退職の際、残日数に応じて調整的に金銭の給付をすることは、必ずしも労働基準法に違反するものではありません。その一方で、時効や退職に伴い、消滅する年次有給休暇について事業主が買い上げを行うことは、労働基準法では義務付けられていません。
どんな対応をされるかは会社次第です。ですが、どうせ辞める会社なので躊躇せずに聞いてみましょう。
会社をクビ(解雇)になったら『退職日までにやること』
引き継ぎ作業だったり、私物の整理。お世話になった人への挨拶など。
基本的なこと以外で自分がやったことや、やったほうがいいことをここに記載します。
チェックリスト
- 「国民年金」や「健康保険」の切り替えで必要な書類を確認
- 家族に連絡しておく
「国民年金」や「健康保険」の切り替えで必要な書類を確認
会社を退職することで、社会保険(年金と保険)については切り替え手続きが必要になります。しかも「退職日から14日以内に」という条件付き。
切り替える関する詳細は、自分の住んでいる市町村の役所のHPの各加入手続きを確認して下さい。
例えば、東京の新宿の場合はこんな感じ。
基本的には「社会保険喪失証明書(=健康保険資格喪失証明書)」か「退職証明書」で年金も健康保険も切り替え可能。
ココに注意
- 私の場合「退職証明書」でも切替可能と役所のHPには記載がありましたが、電話で確認したところ「社会保険喪失証明書」もしくは「離職票」を推奨されました。「退職証明書」では切り替え(加入手続き)ができない。というわけではないと思いますが、いろいろな条件や違いがあると思うので一度電話での確認することを推奨。
- 「離職票」で切り替える場合は、必ずハローワークに行く前に切り替えて下さい。(理由:離職票はハローワークに提出すると基本戻ってこないため)
健康保険の切り替えはできる限り早く
会社から貰った健康保険証は、退職日に返却かつ無効になります。※もちろん保険証のコピーも無効。
健康保険の切り替えで必要な書類が確認できたら、会社に相談して提出に時間のかかる離職票とは別に、早めに提出して貰えるよう交渉してみましょう。
健康保険の切り替え先は、人によって様々なので要注意!
「国民健康保険」に切り替えるか「任意継続保険」の手続きをするか、もしくは家族がいるなら扶養に入るか決める必要があります。
これに関しては「全国健康保険協会」の下記記事を一読してから確認して下さい。
家庭環境や貰っていた年収など、人によって「国民健康保険」の方が安かったり、もしくは「任意継続保険」のが安かったりと色々です。
こればっかりは、自分の環境を考慮した判断が必要なのでよく調べましょう。
私は下記記事を参考にさせて頂きました。非常にわかりやすく色々なパターンが記載されています。
家族に連絡しておく
「子供じゃあるまいし!」と思うかもしれませんが、求職中は意外と忙しいので、何かしら手伝って貰う可能性があります。
同居している家族は当然として、別居していても一応連絡はしておきましょう。
会社をクビ(解雇)になったら『退職日にやること』
チェックリスト
- 健康保険証を会社に返却する。
- 年金手帳の返却して貰う。
- クリアファイルをパクる。
健康保険証を会社に返却する
会社への返却を忘れると面倒なので、必ず最終日(もしくは付近)に返却しましょう。
やめた会社にわざわざまた行くのは面倒ですし、郵送で送るお金ももったいないので。
年金手帳の返却して貰う
あくまでこれは「会社が従業員の年金手帳を保管している」場合のみです。自分で保管しているのなら心配不要。
クリアファイルをパクる
社会人になるといらない程貰うため、捨てがちなクリアファイル。
年金や保険、ハローワークの手続き。または就職活動等で意外と使う(欲しい場面が出てくる)ので、数枚は貰っておくと意外と重宝します。
「パクる」とはあくまで言葉のあやです。本当です。真実です。信じて下さい。お願いします。だって(ry
会社をクビ(解雇)になって、その後『離職票が届くまでにやるべきこと』
「離職表」等の書類は退職日から約10日後ぐらいに届くのが一般的。そのため、書類が届くまでのこの10日間はぶっちゃけ暇。
この10日間にやることとして、一番優先順位が高いのは「心と身体を休ませること」「面倒事は忘れてひたすらに遊ぶこと」だと個人的には思っています。
ただ、ここでは「今後の事を考えて、暇だからこそやっておいた方があとあと楽だった。」という感じの内容をまとめました。
離職票が届いた後からでも全然問題ないので、ご心配なく。
チェックリスト
- 年金と健康保険の切り替え手続きをする。
- 「学校の卒業年度」や「資格取得日」を確認する。
- ハローワークの場所を確認する。
- 「マイページを開設して求職申込み」を事前にやっておく。
- 『証明写真』を準備する。
- 『貯金残高』を確認する。
- サブスクの登録を整理する。
年金と健康保険の切り替え手続きをする
退職後の年金と保険の切り替えは、両方とも「退職後から14日以内に行わなければならない。」という決まりがあります。
14日以降でも切り替えは可能ですが、色々と手間が増える形になりそうなので、この期間は厳守した方がいいです。
必ず自分の住んでいる市町村のHPを確認し、必要な書類が揃い次第、さっさと切り替えることをオススメします。
「既に転職先が決まって、すぐに働く」という場合は、一度転職先の人事や経理に確認した方がいいかも。
「学校の卒業年度」や「資格取得日」を確認する
高校や大学などの卒業年度。かつ保有資格の取得日を確認しましょう。
再就職をする場合は、履歴書に絶対に書く内容です。かつ、失業保険を申請する際の「求職申請の手続き」でも必要になります。
適当に書いていい内容ではないので、早めに確認しておきましょう。
私は一切覚えておらず、実家に連絡して卒業証書とかを引っ張り出して確認しました(;´∀`)
ハローワークの場所を確認する
自分の住んでいる市町村にハローワーク(もしくや職安所)があるのなら、気にする必要はありません。かつ、基本的には「住んでる場所から一番近いハローワーク」というが普通だとは思います。
ただ、住んでいる市町村にハローワーク(以下:ハロワ)がない場合は、自分の住んでいる市町村を管轄しているハロワがどこなのか、一度確認しておいた方がいいです。
私の場合、再就職で引っ越しをした際、最初にお世話になったハロワから別のハロワに移管する必要がありました。
引っ越し直前までは「引っ越し先から一番近いハロワだろう。」と勝手に思い込んでいました。
が、手続きの関係で電話した際に「あなたが住む(予定)の場所の管轄のハローワークは、ここではありません。」と回答されました。
結論としては、私の引越し先を管轄しているハロワは別の隣の市のハロワで、一番近いハロワとは違い、引越し先から地味に遠い場所でした・・・。
各市町村によって管轄の区分けが色々違うみたいなので、念のために一度確認しておいた方がいいと思います。
各ハローワークの管轄に関しては、厚生労働省のHPから確認可能です。
お住まいの県を選択して「ハローワークの所在地情報」の「○○県内のハローワーク」のリンクから『管轄地域と所在地一覧』が確認できます。
ハローワークの『マイページを開設して求職申込み』を事前にやっておく
「求職申込み」とは、その名の通りハローワークで求職活動を行う際の申込みのことです。この申込みは、ハローワークで失業保険(雇用保険)の申請をする際に必ずやることになります。
詳細は下記をご確認ください。
今では「ハローワークインターネットサービス」でパソコンやスマホから求職申込みが事前に可能です。※離職票がなくてもOK
この『マイページを開設して求職申込み』ですが、入力する内容が結構多いです。
ハローワークに行ってその場でやるとなると結構時間がかかります。
かつ、入力情報には「卒業した学校の卒業年度」や「保有資格の取得年度」の入力を求められます。
事前に調べて置かないと色々と手間がかかり、ハローワークでの拘束時間が長くなるので、自宅で事前に登録しておく事を強く、本当に、冗談抜きで推奨します。
時期によってはハロワはメチャクチャ混むので、かなり面倒ですが事前にやっておきましょう。
『証明写真』を準備する
履歴書はもちろん、ハローワークでの失業保険(雇用保険)を申請する際に「本人証明用」として2枚写真が必要になります。
以下の書類が必要ですので持参してください。
- 雇用保険被保険者離職票(-1、2)
- 個人番号確認書類(いずれか1種類)
マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票(住民票記載事項証明書)- 身元(実在)確認書類((1)のうちいずれか1種類((1)の書類をお持ちでない方は、(2)のうち異なる2種類(コピー不可))
(1)運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)など
(2)公的医療保険の被保険者証、児童扶養手当証書など- 写真(最近の写真、正面上三分身、縦3.0cm×横2.4cm)2枚
- 本人名義の預金通帳又はキャッシュカード(一部指定できない金融機関があります。ゆうちょ銀行は可能です。)
ココに注意
履歴書用の証明写真とは微妙にサイズが異なります。
- 履歴書用の証明写真:縦4cm×横3cm
- ハローワーク用の証明写真:縦3cm×横2.4cm
ただ、私が実際にハローワークで失業保険(雇用保険)を申請した際は、職員の人から「マイナンバーカードを毎回持って来てくれるなら、証明写真の提出は不要です。」と言われました。
なので、私の場合は証明写真は提出していません。
その代わり、ハローワークに行って受付する際は、必ず「マイナンバーカード」を提示して本人確認を行いました。
さらに詳しく
「証明写真の提出不要」は、あくまで私が行っていたハローワークでの場合です。私も詳しいことはわかりませんが、ハローワークは場所によって色々と違いがあるみたいです。そのため「証明写真はもういらない。」という確定情報ではありません。必ず管轄のハローワークに確認してください。
証明写真はスマホに写真データを保存できる「Ki-Re-i」がオススメ
証明写真は写真のプリントアウトはもちろん、写真データをスマホに保存できる「Ki-Re-i With スマホ」がオススメです。
支払いも電子マネーOKで小銭も不要。履歴書をパソコンで作る人は、いろいろなサイズの写真データをDLできるので非常にオススメです。
ココに注意
全ての証明写真機「Ki-Re-i」で『写真データをスマホにDLできる」わけではありません。
必ず下記URLから「証明写真画像データサービス(Withスマホ)」にチェックを入れて、お近くの証明写真機を探して見てください。
『貯金残高』を確認する
失業保険(雇用保険)を申請すれば、少なくとも最低限の収入は確保できます。
ただし、働いていた時と全く同じ収入。もしくはそれよりも多い収入であることはなく、収入は確実に減ります。
しかも、今まで会社経由で払っていた年金や保険料の支払い。就職活動の交通費や雑費など、思ったよりもお金が必要になります。
失業保険の支給は、どんなに早くても約1ヶ月後(自己都合退職なら2~3ヶ月後)になるので、一度しっかり残高を確認しておきましょう。
失業保険の給付額はおおよそ計算可能です。下記サイトで前もって確認しておきましょう。
サブスクの登録を整理する
ちょうどいい機会なので、一度サブスクの登録を見直して、不要なら解約して出費を抑えましょう。
ただ、安易に収入が減る(なくなる)からといって、全て解約するのだけはやめたほうがいいです。
色々な不安から焦る気持ちは痛いほどわかりますが、無理な節約は結構メンタルに響きます。
ある程度は心に余裕も必要ですので、整理の意味でサブスクの登録状況を見直す事をオススメします。
会社をクビ(解雇)になって、その後『離職票が届いたらやること』
チェックリスト
- 必要な書類が全部揃っているか確認する。
- 「離職理由」を確認する。
- ハローワークの前に「年金」と「保険」の切り替える。
- 「離職票」を持ってハローワークへ行く。
必要な書類が全部揃っているか確認する
書類が届いたら、まずは下記の書類が揃っているか確認しましょう。
- 離職票1(=雇用保険被験者資格喪失通知書)
- 離職票2
- 雇用保険被保険者証 ※1
- 社会保険喪失証明書(=健康保険資格喪失証明書)
- 退職証明書 ※2
ココに注意
- ※1「雇用保険被保険者証」は会社が保管していた場合です。
- ※2「退職証明書」は提出を申請しないと提出されません。
- ※「源泉徴収票」は、最後の給与が確定して約1ヶ月後に発行されるのが一般的です。必ず離職票と一緒に提出されるものではありません。
「いくら待っても離職票が届かない!!」という人は、ハローワークに相談してみましょう。
「離職理由」を確認する
「離職票2」かつ「退職証明書」には、会社が記載した『離職理由』が記載されています。
特に「会社都合退職」の場合は、離職理由を必ず確認して、自身の認識と食い違いがないことを確認してください。
もし仮に「会社都合退職」で退職したのに、書類の離職理由が「自己都合退職」となっている場合は、ハローワーク(公共職業安定所)に対して「異議申立」ができます。
また、場合によっては「自己都合」も「会社都合」に変更できる可能性があります。自己都合の場合は、下記記事を一読しておきましょう。
ハローワークに行く前に「年金」と「保険」の切り替えが先!
「離職票1」と「離職票2」は、ハローワークに提出してしまうと基本的に返却はされません。
離職票が手元にある段階で、まだ年金と健康保険の切り替えが終わっていない人は、必ずハローワークよりも先に市役所に行って、切り替え手続きを行ってください。
「離職票」以外でも切り替えは可能だとは思います。ただ一番確実なのが「離職票」なので、優先順位はハロワよりも先。
各書類のコピー(バックアップ)は必要か?
あくまで私の場合ですが、結論としては「必須ではないと思うが、とりあえず準備しておいても損はないと思う」という感じです。
私も最初は全ての書類をコピーするつもりでしたが、色々な手続きでアタフタしてしまい、結局やらずじまいで終わりました。
結果論ではありますが、私の場合はコピーがなくてもなんとかなりました。
ただあって困るものでもなく、むしろ再発行するとなるとかなり面倒なので、バックアップを準備しておいて損はないと思います。
「離職票」を持ってハローワークへ行く
離職票が届き、年金も健康保険も切り替えが済んだら、さっさとハローワークで失業保険(雇用保険)の申請の手続きを行いましょう。
繰り返しになりますが「求職申込み」は事前にやっておくことを強く推奨します。
先程も記載しましたが、初日にハローワークに持っていくものは以下の通りです。
以下の書類が必要ですので持参してください。
- 雇用保険被保険者離職票(-1、2)
- 個人番号確認書類(いずれか1種類)
マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票(住民票記載事項証明書)- 身元(実在)確認書類((1)のうちいずれか1種類((1)の書類をお持ちでない方は、(2)のうち異なる2種類(コピー不可))
(1)運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)など
(2)公的医療保険の被保険者証、児童扶養手当証書など- 写真(最近の写真、正面上三分身、縦3.0cm×横2.4cm)2枚
- 本人名義の預金通帳又はキャッシュカード(一部指定できない金融機関があります。ゆうちょ銀行は可能です。)
引用元に記載はありませんが「印鑑」も必要になる可能性があるので持っていきましょう。
ハローワークへの初日の訪問は、事前の連絡や予約は不要。必要書類を持って行って受付で「初めて来ました。失業保険の申請に来ました。」と言えばOK。
「求職申込み」も事前に済ませている場合は「ネットから申込み済みです。」と言えば確認してくれます。
色々とわからないことだらけだと思いますが、とりあえずまずはハロワの職員の話をよく聞いて、指示に従いましょう。
まとめ / 会社をクビになったら『ハローワークに行く前に』やること
かなりざっくり書いてあるので、わかりにくい場所はご容赦を。
本末転倒ではありますが、年金や健康保険、失業保険など。よくわからないことは、市役所やハローワークの職員に聞いた方が確実です。
それぞれ人によって違う部分が多々あると思いますが、参考になれば幸いです。
以上、有難うございましたm(_ _)m