どうも、白夜霧(@KiRi_Byakuya)です。
今回は、キーボードのPC周りのホコリ取り、フィギュアやプラモデル、洗車でも使えるガジェット好きなら大体持ってる「電動エアダスター」をやっと購入したので、そのレビュー記事になります。
「スプレータイプのエアダスターとの違いを知りたい」「電動エアダスターがどんな感じか知りたい」という人の参考になれば幸いですm(_ _)m
目次
【結論】コスパで選ぶなら「電動エアダスター」一択
以前から気になっていた電動エアダスター。
確実に「コスパを考えればスプレー缶よりも電動の方がいいよなぁ~」と思いつつ、今まではなんとなく缶タイプのエアダスターを購入して使っていました。
ただ、車のDIYなどをするようになって、パーツを削ったり加工するようになると、砂埃や削りカスの除去でエアダスターが欲しくなります。
モノは試しと比較的安めの電動エアダスターを購入して使い始めましたが、もっと早く買っておけばよかったとしみじみ思います。
キーボードやパソコンの掃除ぐらいなら缶タイプのエアダスターでも十分ですが、DIYとかで使い出すと缶タイプのエアダスターは非常にコスパが悪い。
そして何より、使い終わったスプレー缶を捨てるのが面倒くさい・・・。
電動エアダスターなら充電すれば繰り返し使えるし、逆噴射の有無なんて気にする必要がありません。
パソコンなどのガジェット、カメラや時計、フィギュアやプラモデル、推し活の小物クッズなどなど。
この手のものが好きな人は、電動のエアダスターを購入した方が、スプレー缶タイプよりも確実にコスパが良いので、ぜひ検討してみて下さい。
スプレー缶タイプと電動の「エアダスター」の簡単な比較
スプレー式 | 電動エアダスター | |
風量 | 調整不可 | 3段階で調整可能 |
連続使用 | 長時間使用は不可 | 満充電で約30~40分使用可能 |
逆さ使用 | 液化ガスの噴射の恐れあり | 問題なし |
寿命 | 使い捨て(1本で約6分程度) | 充電式なので繰り返し使用可能 |
価格 | 1本500円前後 | 約3,000~6,000円代 |
出だしの瞬間的な風量はスプレー缶に分がありますが、スプレー缶は使えば使うほど風量が弱くなります。かつ、長時間の使用がそもそもスプレー缶にはできません。
電動エアダスターの場合、出だしの瞬間的な風量の強さはありませんが、長時間一定の風量を維持できます。
そして、何よりも充電をすれば繰り返し使えることが、電動のエアダスターの最大のメリットです。
また、スプレー缶の場合は、逆さでも使えるタイプと使えないタイプがあり、使えないタイプを逆さにして使うと、液漏れする危険があります。
電動エアダスターの場合は、そもそもガスが入っていないので液漏れの心配は一切不要。どんな状態でも一定の風量を放出できます。
使い切ったスプレー缶を捨てる手間もないのが地味に良い(・∀・)b
実は危険?!スプレー缶タイプの「エアダスター」の注意点
スプレー缶のエアダスターには、以下のような危険性があります。
ココに注意
- 気化熱による凍傷
- 高圧空気の噴出による怪我
- ガスの引火
スプレー缶タイプのエアダスターを拭き続けると、液化ガスが缶内部の圧力を維持しようとするため、缶内部でガスが気化します。
気化(つまり蒸発)するには熱が必要になるので、その熱を缶の外側から奪います。これによって缶が冷やされます。
もちろん、握っている人のからも熱が奪われるので、握ったまま拭き続けると凍傷になるぐらい冷たくなるので注意が必要です。
また、エアダスターの中にはガスが入っているので、引火する可能性があります。
最近のエアダスターはノンフロンガス(燃えにくい、液化しやすく、人体に毒性はないガス)を採用しているものがほとんどですので、比較的安全です。
ただ、燃えにくいだけで、燃えないわけではなりません。
小さいお子さんがいる家庭では、スプレー缶タイプのエアダスターを使うのであれば、保管場所などに注意が必要かもしれません。
エアダスターとエアブロワーの違いは?
エアダスターはキーボードやフィギュア、パソコン内部など、細かい隙間に使うことに向いています。
用途的にもサイズ的に小型のものが多いです。
逆にエアブロワーは、広い範囲を掃除するのに適しており、庭の枯れ葉。木の削りカスや砂埃の掃除などに適しています。
広い範囲に適しているため、エアダスターと比べるとサイズは大きめです。
「エアダスターは屋内用」「エアブロワーは屋外用」という認識が、一番単純でわかりやすいと思います。
私が購入した「コードレス 電動エアダスター(VC018)」
私の購入したのは『コードレス 電動エアダスター(VC018)』。商品名があからさまで怪しさを感じつつも、とりあえず安いヤツをAmazonで購入。
車の洗車でも使いますが、メインはキーボードやパソコンのホコリ掃除がメインなので、ブロワーではなくエアダスターを購入しました。
簡素なパッケージだが、ぶっちゃけこれぐらいで良いと思っている側の人間。
同梱物は本体とノズルなどのアクセサリ、充電用のUSBケーブルと取説のみ。
エアダスター本体
エアダスターの本体。高級感は一切ないが、安っぽさもそこまで感じない、というのが正直な印象。
反対側には、風量の段階とバッテリー残量が確認できる「デジタルディスプレイ」。※電源を入れると光ります。
充電は「USB Type-C」に対応。USBポートは持ち手の反対側にあります。
本体にはデカデカとサポートセンターのシールが貼られていますが、剥がしても問題なさげ。
搭載されているボタンは2個。上のボタンは電源のON/OFFと風量の調整(1~3段階)。下のボタンは本体正面側にあるLEDのON/OFF。
成人男性が握るとこんな感じ。バッテリーが搭載されているので、割とずっしりしています。
先端にノズルを付けるとこんな感じ。
先端のLEDをつけるとこんな感じ。PCケースの中とかでは重宝するかも?
エアダスター本体以外の同梱品
取説はもちろん日本語。ただ、ボタン長押しで電源ON・OFFするだけのカンタン操作なのでなくてもほぼ問題なし。
接続できるノズルは4種類。写真の一番右はブラシ付きの延長用。
エアダスターを使用しないブラシは3種類同梱。
充電用のUSBケーブル(A to C)。長さは80cmぐらいで必要十分。
充電中はバッテリー残量のインジケータが点滅します。
「コードレス 電動エアダスター(VC018)」を実際に使って感じたこと
電動エアダスターの風量は強い?弱い?
風量は三段階あって、1段階目は正直微妙。
ただ2から3段階目の風量は思ったよりも強いので、キーボードやパソコンのホコリ掃除で困ることはないです。
スプレー缶のしょうな瞬発力は正直ありませんが、一定の風量を長時間キープできるのはやっぱり便利です。
電動エアダスターの音はうるさい?
1段階目は「まぁこんなもんか」って感じですが、2段階目以上は普通にうるさいです。
3段階目に関しては明確に「うるさっ(;´Д`)!」って感じるレベル。寝てる人を起こす掃除機の音って感じです。
この手のものに静音性を求めてると風量と風圧が弱くなるので、そこらへんはトレードオフですね。
フィギュアやプラモデルのホコリは落とせるか?
風量は十分あるので、フィギュアやプラモのホコリ取りに問題なく使えます。
ただ、スプレー缶のような瞬発力はないので、エアーをかけ続ける時間はちょっと長くなるかもしれません。
また、フィギュアの場合は、表面がベタついているとホコリが取れにくいでです。
日頃のメンテナスとして、ホコリを吹き飛ばす分には全く問題ありませんが、キレイにしたいのなら水洗いの方がキレイになります。
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洗車に電動エアダスターは使えるのか?
車に興味がない人にとっては「洗車でエアダスターを使う」というのは聞きなじみがないかもしれません。
用途としては、洗車後の水滴を吹き飛ばすために、エアダスターもしくはブロワーを使います。
流石にエアダスターのサイズ的にも「車体全体の水滴を飛ばすために使う」というのは不向き、というか逆に大変です。
車体全体に使いたいのであれば、素直にブロワーを買った方が作業効率が上がります。
ただ、ミラーの付け根やパーツ同士の隙間など、細かい部分であれば電動エアダスターで十分水滴を吹き飛ばせます。
また、車やバイクのメーター周り、エアコンの送風口などのホコリ掃除にも使えます。
何よりブロワーと比べて小さくてコンパクト。持ち運びが非常に楽なので、洗車場に持って行くのも楽でおすすめです。
騒音なんて気にしない!!風量重視の「エアダスター」が欲しい!!
「オレは風量がとにかく強いのが欲しいんだ!!!」という人は、サンワダイレクトのAC電源で動く「電動エアダスター」がおすすめです。
こちらはワイヤレスではなくAC電源、つまりコンセントを刺して使うタイプの電動エアダスターです。
風速は最大31.2m/s。
どれぐらいかというと日本の気象庁のサイトによると「非常に強い風」という分類です。
『人は何かにつかまらないと立てない。』『屋根瓦・屋根資材が剥がれ始める。シャッターが揺れる。』というレベルです。
ハイパワーなため連続使用時間は15分。私が購入したコードレスの電動エアダスターは30~40分の連続使用が可能なので、比較すると短めです。
それでも「とにかく強力な物が欲しい!」という人は、サンワダイレクトの電動エアダスターをおすすめします。
ただし、この電動エアダスターの騒音値は「80~90dB」。
環境省の資料によると「航空機の機内」「ゲーセンの店内」「パチンコ店内」なので、集合住宅にお住まいの人はご注意を(^_^;)
引用:環境省 / 騒音の目安
まとめ /【まだ使い捨て?】電動エアダスターはコスパ最強です。
こんな方におすすめ
- スプレー缶タイプのエアダスターをよく購入している人
- 定期的にキーボードやパソコン周りの掃除をしている人
- 定期的にフィギュアやプラモデルのキレイに掃除している人
- 自動車の洗車で持ち運びやすいエアダスターが欲しい人
風量は商品によって違いはありますが、何と言っても充電することで繰り返し使うことのできるこのコスパは、缶タイプにない魅力の一つです。
ガジェット好きなら持っていて損はない、というか「使わない」ということはまずないと思うので、ぜひ1台購入を検討してみてはいかがでしょうか?
以上、有難うございましたm(_ _)m