どうも、白夜霧(@KiRi_Byakuya)です。
今回は、ドライブレコーダー(通称:ドラレコ)を、自分で取り付ける場合に準備した方がいい、工具や配線アイテムをご紹介します。
私が実際に取付作業を行った際に「ほぼ必須!」と感じたものから、「あると便利!」というものまで、どういった場面で必要なのかも踏まえて、具体的に紹介します。
この記事でわかること
- ドラレコの取り付けで、最低限準備して欲しい工具と配線アイテム
- ドラレコの取り付けで、キレイに配線を取り回したい(隠したい)人向けの工具や配線アイテム
- シガーソケット以外から電源を取る場合に準備した方がいい工具や配線アイテム
目次
ドラレコの取り付けで「最低限」準備して欲しい工具や配線アイテム
マスキングテープ/養生テープ
『マスキングテープ』は、配線を取り回す際の仮止めや、作業中に内装を傷つけてしまうことを防止するための、保護テープとしても役に立ちます。
ドラレコは吸盤や両面テープで固定するものがほとんどですが、いきなり固定してしまうと、余裕を持った配線の取り回しが出来なくなり、やり直す作業が発生しかねないので、仮止め作業は意外と重要です。
また、車内での慣れない取り付け作業は、意図せず工具で内装を傷つけてしまう可能性があります。工具が当たりそうな部分に前もってテープを貼り付けておくことで、ギズを未然に防ぐことが出来ます。
マスキングテープの代わりに『養生テープ』でもOKです。
結束バンド
『結束バンド』は余った配線をまとめるために使用します。安いものでいいですが、できれば耐久性のあるものを推奨します。
ニッパー
配線を固定する結束バンドなど、余分な部分を切り落とす時に使います。
ケーブルクリップ
『ケーブルクリップ』は、ドラレコの配線をボディーや内装に這わせて取り付ける時に使う配線アイテムです。取り付けは両面テープなので、簡単に取り付け可能です。
車の中だけでなく、家の中のUSBケーブルや有線LANケーブルの配線取り回しにも使えるので、持っておくと色々と便利です。
取り付け前の脱脂が重要!シリコンオフ/パーツクリーナー
ドラレコや『ケーブルクリップ』を貼り付ける際、貼り付ける面の油分を拭き取るために「パーツクリーナー」や「シリコンオフ」を使いましょう。
地味な作業でやらない人が多いですが、吸盤でも両面テープでも、貼り付けた後の「持続力」に影響するので、面倒くさがらずにやりましょう。
今後も「車いじり」をしていきたい!という人は「パーツクリーナー」や「シリコンオフ」は、車いじりをする上で何かと使うので、持っていて損はありません。
さらに詳しく
「今後、車いじりをする予定はない。」というは、流石に「パーツクリーナー」や「シリコンオフ」は持て余してしまう可能性があるので『アルコールティッシュ』を準備して、しっかり脱脂をして下さい。
車内でも使えるハンディークリーナー(ハンドクリーナー)
車内で作業をしていると、普段見て見ぬふりをしている砂利やホコリが目に止まります。
せっかく作業をしているので、ついでに車内を掃除するために「ハンドクリーナー」や「ジェルクリーナー」を準備しておくと意外と便利です。
普通の掃除機を車の近くまで持っていくのは面倒ですが、コンパクトでコードレスな掃除機が一つあると色々と便利なのでオススメです。
【コードレス】部屋でも車内でも使える掃除機『Brigii 3in1ハンディクリーナー M1』レビュー
部屋でも車内でも使えるオススメのハンディークリーナー(ハンドクリーナー)『Brigii 3in1ハンディクリーナー M1』のレビュー記事になります。
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「ドラレコの配線をキレイに隠して取り付けたい!」人向けの工具や配線アイテム
ここで紹介するのは「必ずしも必要な工具や配線アイテム」ではありません。ただ「配線を綺麗に隠して取り付けたい!」という人は是非参考にして下さい。
内装剥がし
ドラレコなどの配線が車内にむき出しだと、見た目が良くありません。
解決方法としては、内装で配線を隠してしまうのが一番ポピュラーなやり方です。『内装剥がし』はその名の通り『内装外す(剥がす)』ために使用します。
マイナスドライバーでも代用は可能です。ただ、取り外す際に内装を傷つけてしまったり、無理やり内装を外すことでパーツのツメを折ってしまうことがあるので、準備しておいて損はありません。
ココに注意
スポンジテープ
『スポンジテープ』は配線に巻くことで、ボディとの干渉を防ぎ、異音を防ぐ事ができます。
余った配線を束にして内装の内側にそのまま押し込むと、走行中の振動で配線が内装の内側やボディとぶつかり「カタカタカタカタッ!」と異音が発生する可能性があります。
「そんなの気にしない!」と最初は言うものの、乗っていると意外と気になってくるものです。走行中に配線がばたつきそうな部分は、スポンジテープで対処しましょう。
配線モール
「わざわざ内装外すの面倒くさい!でも配線は見せたくない!」という人向け。
配線がむき出しの場合、断線するリスクも高くなるので『内装を外したくない!』という人は、最低限『配線モール』で配線を隠すことをオススメします。
「シガーソケット以外」から電源を取り出す
今どきのドラレコのほとんどは「シガーソケット」から電力を供給することを前提としています。ただ、中には「シガーソケットがない」車も存在します。
詳しい内容はこの記事を参考にして下さい。
【失敗しないために】ドライブレコーダーの取り付けと配線に関する注意点!
あおり運転対策!明日は我が身を回避するドライブレコーダーの取り付け時の注意点!
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シガーソケットを使わない場合のメリット・デメリット
シガーソケット以外から電源を取り出す場合、車内の『ヒューズボックス』から電源を取り出すのが一般的です。
メリットは、ドラレコの配線がよりキレイに取り回せることです。車内のヒューズボックスは内装の内側に隠れているので、自然とドラレコの配線も内側に取り回す形になり、配線がより目立たなくなります。
デメリットとしては、ヒューズボックス等から電源を取り出すための「最低限の知識」が必要になります。
決して難しいものではありませんが、車種によって「ヒューズボックスのどこから電源を取り出すか?」が違うので、ぶっつけ本番だけはやめましょう。
「駐車監視機能」を使う場合は「シガーソケット」はNG!
最近のドラレコでは一般的になりつつある「駐車監視機能」を使う場合、シガーソケットからの電源供給では正常に動きません。
「駐車監視機能」とは?
駐車中も衝撃を検出し、前後の映像を記録することや常時録画を行うこともできます。もちろんリヤカメラの映像も記録します。また映像は駐車監視専用フォルダーへ保存されるため、後から映像を確認する際も簡単に判別できます。
シガーソケットからの電源供給は、あくまで「エンジンが動いているときにだけ」電気が流れます。エンジンが停止している状態では、電気は流れません。
「駐車監視機能」は、エンジンが停止している状態で動くことを前提としているため、シガーソケットからの電源供給では機能しません。
「駐車監視機能」を使う場合は、オプション品を購入する。
「駐車監視機能」を使う場合、エンジンが停止している状態でも電源を取り出すことのできるヒューズボックスの「常時電源」にドラレコを接続する必要があります。
一般的な方法は、ドラレコ本体とは別にオプション品として販売されている「直接配線コード」という商品を購入する必要があります。
取り付けるには、ヒューズボックスから電源を取り出すのと同様に、少し知識がいるので下調べてはお忘れなく。
ココに注意
- 必ず取り付けるドラレコに対応したオプション品を購入しましょう。別メーカーの類似品は絶対にダメ!
- 商品によっては付属している可能性があるので、よく確認しましょう。
『「駐車監視機能」を使いたいけど、オプション品がどれだかわからない!』という人は、ドラレコとセットになっている商品もあるので、検討してみて下さい。
「シガーソケット以外から電源を取り出す」人向けの工具や配線アイテム
ここで紹介するのは、シガーソケット以外から電源を取り出す際に必要な工具や配線アイテムになります。
電工ペンチ+端子&コネクター
配線同士の接続には、専用の端子やコネクターが必要になります。かつ、配線に端子やコネクターを取り付けるには、電工ペンチが必要になります。
ニッパーやカッター、ビニールテープで代用することも不可能ではありませんが、配線同士の接続部分が不安定になり、ドラレコが正常に動かなくなるので絶対にやめましょう。
検電テスター
「エンジンが停止している状態でも、電気が流れている部分を探す」時にテスターが必要になります。
もちろん、ヒューズボックスの配列を確認すればわかることですが、検電テスターを使えば、目で見て確認できるのでオススメです。
エーモン 低背ヒューズ電源
ヒューズボックスには、その名の通りヒューズが差し込まれています。「エーモン 低背ヒューズ電源」は、ヒューズボックスのヒューズと差し替えることで、電源を簡単に取り出せる便利アイテムです。
まとめ
ドラレコの取り付けは一見難しい感じがしますが、そこまで難しい作業ではありません。
ドラレコは単純に「電源を接続すると、録画が開始するカメラ」でしかありません。取り付け工賃は安いものではないので、ぜひ頑張って下さい。
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