どうも、白夜霧(@KiRi_Byakuya)です。
日本でもやっと「ドライブレコーダー(通称:ドラレコ)」を取り付けることが一般的になったように感じます。ただ、いまだに「私は大丈夫!」という謎の自信を持っている人も多く、ドラレコを取り付けていない車もまだまだ多く見かけます。
今回は「ドラレコを買おう!」と思い立ち、色々調べている人に向けての購入時の注意点と、自力で取り付けようとしてる人に向けてのアドバイス記事となります。
商品のスペックや価格、評価はもちろん重要ですが、意外と買ってから気付く問題もあるので、今回はその『買う前に気付きにくい注意点』をまとめてみました。
この記事でわかること
- ドラレコを購入する前に確認すること
- ドラレコを自力で取り付けるときにあると便利な工具とアイテム
- ドラレコを取り付ける時の注意点
目次
自分の車の『シガーソケット』がどこにあるか、わかりますか?
市販されているドライブレコーダー(以下:ドラレコ)の殆どは、電源を『シガーソケット』から供給する前提で販売されています。実際に私が購入したドラレコ「コムテック ZDR-015」もシガーソケットから電源を取り付けることが前提となっています。
現代のシガーソケットの主な利用方法は、スマホ充電用にシガーソケットをUSBの口に変換する『USBカーチャージャー』。
またはスマホで音楽を聞くために『FMトランスミッター』を使っている人なら、シガーソケットがどこに付いているか認識していると思います。
ただ、車に全く興味のない人は「しがーそけっと?」と、なる人が案外います。
そもそも、シガーソケットを日頃使っていない人にとっては『シガーソケットが車のどこに付いているのか?』『そもそも、シガーソケットが付いているのかどうかもわからない。』という人も多いと思います。
そもそも車に「シガーソケット」ついてる?
最近では、シガーソケットが搭載されていない車も存在します。特に新車の場合はシガーソケットは「オプション」という車種もあります。
中古車の場合でも、新車で購入した人がオプションでシガーソケットを付けたか?でソケットの有無が分かれます。自分の車に本当にシガーソケットがあるかどうか、しっかりと確認しましょう。
ドラレコは「シガーソケット」がなくても取り付け可能!
煽っておいて何ですが、シガーソケットがなくても、シガーソケット以外から電源を取るための商品が販売されています。ただし、これはドラレコ本体の『オプション品』なので、ドラレコ本体とは別に購入する必要があります。
もちろんどれでも良いわけではなく、自分が購入するドラレコのメーカーが販売している『オプション品』を購入しましょう。
下記は、私も購入したコムテック社製の『ドラレコ用直接配線コード』になります。安いドラレコ場合は、オプション品として配線パーツが売っていない場合もあります。注意して下さい。
「シガーソケット」を後付/増設する、という手もある!
シガーソケットは後付&増設が可能です。
ただ、オプション品の配線コードでドラレコを取り付けるのと、作業内容的には対して変わらないと思います。どちらが簡単か?というよりも、シガーソケットを新規で取り付けるので、作業量は多くなると思います。
後付シガーソケットの利点
もちろんシガーソケットを追加すれば、そこから市販のシガーソケット増設&分配器を接続できるので、ドラレコ以外の空気清浄機やレーダーを取り付ける時に、電源の準備が容易になります。
結局どっちがいいの?
「取り付けるのはドラレコだけで、他を取り付ける予定はない。」という人は、オプション品の直接配線コードを購入して取り付けることをおすすめします。
「ドラレコ以外にも、電源が必要になるような、カー用品の購入の予定がある。」という人は、少し作業量が多くなりますが、後付タイプのシガーソケットの購入&装着を検討して下さい。
「シガーソケット」は空いてますか?
既にシガーソケットをUSBカーチャージャーや、FMトランスミッターで使っている場合は、シガーソケットの分配器を購入しましょう。
絶対に!電源周りは『ケチらない!』
シガーソケットの分配器は高いものではありません。ただ、安物はおすすめしません。
ドラレコは「もしも」のための装置です。その「もしも」の時に電源周りが壊れて、ドラレコが動いてない!撮れてない!なんてことにならないためにも、電源まわりの商品だけはケチらないようにして下さい。
面倒くさくても、しっかりレビューを読み、吟味しましょう。
「ドラレコ」を自力で取り付ける場合にあったほうがいい!工具や便利グッズ
ドラレコの取付工賃は安いものではありません。しかも、前後対応のドラレコともなると、取り付けだけでも数万円かかる場合があります。
取付工賃を節約するために、ドラレコを自力で取り付けようと思っている人は、最低限の工具や配線をまとめるためのアイテムを準備しましょう。
取り付けに必要な最低限の工具や配線アイテムに関しては、この記事を参考にして下さい。
【初心者向け】ドラレコを取り付ける時に準備して欲しい!工具や配線アイテム
ドライブレコーダーを自分で取り付ける場合に準備してほしい、工具や配線アイテムを紹介します。
続きを見る
ドライブレコーダーの「配線取り回し」の注意点
はっきり言って、ドラレコの取り付け自体は簡単です。
極端に言えば『カメラを指定の位置に貼り付けて、電源を接続する』だけで完了です。電源(コンセント)が挿さっていれば動く普通の家電と何も変わりません。
ただ、気をつけるべきは配線の取り回しです。基本は天井(ルーフライニング)からドアピラーに通してシガーソケット(電源)に接続します。この時、配線がぶらぶらしているのは絶対にダメです!
運転手の視界の邪魔になってはならない!
ドラレコ本体は、基本的にバックミラーの後ろに取り付けるので、運転手の視界にはほとんど入りません。ただ、電源の配線をぶらぶらさせるのだけは、絶対にやめましょう。
厳密には違反にはならないらしいですが、道路交通法では以下のような記載があります。
道路交通法 第55条 2項
車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡(バックミラー)の効用を失わせ、車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。
引用:道路交通法
足元の配線はしっかり「隠す」こと!
配線の取り回しで、一番気を付けるべき部分は足元だと私は思っています。
配線の取り回し方法として、助手席及び運転席共に特別な理由がない限りは、フロアマットの下に配線を通す形が一番簡単です。
ただ、取り付け位置の関係上、配線を足元の上、つまりハンドルの下部分に取り回す(貼り付ける)場合、絶対に配線を”ぶらぶら”させてはいけません。
最悪なのは「運転席の足元」。アクセルとブレーキがある場所に配線をぶらぶらさせるのは御法度です。もし、ケーブルが足に絡まったり、ブレーキやアクセルに引っかかった場合。踏み間違い、ではなく踏めないが発生します。
走行中にブレーキが踏めなくなったらどうなるか?想像するのは簡単ですね?
余った配線はしっかりまとめる!
車に詳しくない人にとって、一番不安になるであろう要素として「ドラレコの配線ケーブルは、電源(シガーソケット)まで届くのか?」ですが、まず問題ありません。
市販されているドラレコは、電源ケーブルが『シガーソケットまで届かない!』なんてことがおきないように、かなり余裕がある長さになっています。
ただし、余った配線は先程紹介した「結束バンド」で他の配線と一緒にまとめたり、ケーブル固定用のスペーサーを利用してしっかり固定しましょう。
ココに注意
結束バンドで配線をまとめる時、あまり強く締めすぎるとケーブルが断線する原因になりかねないので、気をつけましょう。
【失敗しないために】ドライブレコーダーの取り付けと配線に関する注意点!/ まとめ
今回の記事をまとめると・・・
ドライブレコーダーの「取り付け」と「配線」に関する注意点!まとめ
- ドラレコ購入前に「シガーソケット」の位置を確認すること!
- 「シガーソケット」がない場合は増設も検討し、電源周りはケチらない!
- 自力でドラレコを取り付ける時は、しっかり工具やアイテムを準備する!
- 配線はしっかり隠す!取り回す!”ぶらぶら”させるのはご法度です!
今回の記事の内容は、脅すためではなく、ドライブレコーダーを購入する前に知っていて欲しい最低限の注意事項です。値段やスペックも重要ですが、ほんのちょっとの知識を前もって知っておくことで、より良い商品を購入できると思います。買うなら良いもの買いたいですからね。
以上、有難うございましたm(_ _)m
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