どうも、白夜霧(@KiRi_Byakuya)です。
今回は、完全に勢いで購入した「スタンディングデスク」を約1年間使ってみて感じたメリット・デメリット。
そして「スタンディングデスクの購入を検討している人」「スタンディングデスクが本当に自分に必要なのか知りたい人」の向けの記事となります。
無駄にボリュームのある記事になってしまったので、お時間がある時に読んで下さい(;´∀`)
目次
【結論】スタンディングデスクは健康器具ではない!使い方が超重要!
スタンディングディスクの効果として、主に言われているのは下記の通りです。
ココがポイント
- ①集中力の向上
- ②腰や背中への負担軽減
- ③運動不足の解消
約一年間使ってみて実際に実感できているのはぶっちゃけ①のみ。②は使う人によってはだと思いますが、③はまずありません。
大前提として、スタンディングデスクは「健康器具」や「ダイエット器具」ではありません。『スタンディングデスクを使い始めたら痩せました!!』なんていう記事があったらそれはゴミです。
立ち作業の方が消費カロリーは座っているよりも多いです。ただ、そんなものでは痩せません。食事制限と運動で1年間で約9キロ痩せてリバウンドしていない私が保証します。
「スタンディングデスク」は正しい使い方をすれば、効果を実感できる商品です。私もその効果を実感しており、「スタンディングデスク」を買って良かったと素直に思っています。
ただ、万人受けは難しいと思います。かつ、正しく使わないとその効果を感じるのは難しい感じです。
ですが「仕事や勉強を頑張りたい人」「目標を達成したい人」には、是非購入を検討してみて欲しい商品だと思います。
「意識高い人」みたいでマジで恥ずかしいですが、これ以降は本音レビューなのでご安心を。
「スタンディングデスク」をやめた人は、使い方が間違っている可能性あり!
「スタンディングデスク」について、多くの人が「立ったまま仕事や勉強をするためのデスク」というイメージが強いと思いますが、それは間違いです。
スタンディングデスクは「立った状態でも座った状態でも、どちらでも使えるデスク」というのが正しい認識となります。
「スタンディングデスク」は、”長時間の立ち作業”をするためのデスクではない。
スタンディングデスクをやめた人は「立ちっぱなしだと、足や腰が痛くなる」という理由からやめる人が多い印象です。
そもそもスタンディングデスクは、立ったまま長時間作業をするためのデスクではありません。
仕事や勉強をするしないを問わず、長時間立ち続ければ誰でも疲れます。長時間座りっぱなしも健康に悪いですが、長時間立ちっぱなしなのも健康面に問題が発生します。
スタンディングデスクは「集中力が途切れそうになったら立って作業をして、疲れてきたらまた座る。」を一つのデスクで繰り返すことができる家具となります。
「スタンディングデスク」で運動不足は解消されない。
スタンディングデスクは、立ったまま勉強や仕事を行えることから、運動不足解消を目的に導入する人もいます。
ただ、残念ながら座った状態と立った状態の消費カロリーの差は、そこまで大きくないため、運動不足の解消には不十分だと思います。
成人が1分間座った状態で消費するカロリーは約1.19kcal。逆に1分間立った状態で消費するカロリーは約1.32kcal。
仮に1時間座りっぱなしだった場合の消費カロリーは約71kcal。1時間立ちっぱなしだった場合は約79kcal。
確かに多少の違いはあるものの、残念ながら大きな違いはありません。
ミルクココアのカップ1杯のカロリーが約80kcalなので、仕事中にココアを飲めば1時間分は相殺されるレベル。350mlの缶ビール1本のカロリーが約140kcalなので、仕事終わりにビールを飲んだら約2時間分が相殺されます。
もちろん座っている状態よりは、立っている方がいくらかマシだとは思いますが、そこまで大きな違いはありません。運動不足の解消のために、スタンディングデスクを導入するのは、流石にお門違いと言えるでしょう。
参考にした研究論文:健康な若年成人における横臥位、座位および立位でのエネルギー消費の違い
Energy expenditure differences across lying, sitting, and standing positions in young healthy adults
スタンディングデスクの正しい使い方
実際に1年間使って感じた持論もありますが、スタンディングデスクは下記を繰り返すことにより「集中力をできるだけ長く持続させること」ができます。
ココがポイント
- 眠くなったり、集中力が途切れそうになったら立ち上がって作業。
- 立った状態が辛くなったら座り作業に戻る。
「立ったまま最低○分」「座った状態で最低○分、最大○分が効果的」などいうものはありません。
使う人が立ちたくなったら立って、座りたくなったら座る。を繰り返すことで集中力をより持続させることがあると実感しています。
そもそも、長時間同じ姿勢であることには下記のデメリットがあります。
デメリット
- 筋肉や関節の疲れや痛み
- 血流の低下
- 神経の圧迫
- 睡眠の質の低下
一見集中力とは無関係っぽいですが、実際に体の痛みや違和感で、集中力は簡単に切れます。
また、長時間同じ姿勢でいることにより発生する血流の低下は、イコール「脳への血流の低下」です。脳への血流が低下すれば、脳への十分な酸素や栄養が供給できなくなるため、集中力が切れる原因になります。
スタンディングデスクの効果を証明する論文は?
そもそも「長時間の座っている状態」はそんなにヤバい?
厚生労働省からの資料によると座っていたり、横になっている状態(座位行動)があまりにも長いと、下記のような健康問題が発生すると発表しています。
座りすぎのリスクとは
健康増進施設などで運動プログラムを定期的に実施していても、生活の中で座りすぎている場合、座りすぎていない人と比較して、寿命が短く、肥満度が高く、2型糖尿病罹患(りかん)率が高いことが報告されています。
引用:座位行動 / 厚生労働省
座りすぎと2型糖尿病の関係
普段、運動しているかどうかにかかわらず座りすぎていると2型糖尿病が多いことを明らかにした研究があります。米国の看護師さんたち68,497人が研究に参加しています。普段の運動習慣と一緒にテレビを視ている時間が調査されました。そして、運動習慣のあるなしにかかわらず、テレビ視聴時間が長いと2型糖尿病に罹患する危険度が高いことが示されました。
引用:座位行動 / 厚生労働省
座りすぎと寿命の関係
運動しているかどうかにかかわらず座りすぎていると寿命が短くなることも報告されています。オーストラリアの成人男女222,497人が研究に参加しています。こちらも普段の運動習慣と一緒に座位時間が報告されました。そして運動習慣のあるなしにかかわらず、座位時間が長いと死亡する危険度が高いことが示されました。
引用:座位行動 / 厚生労働省
その他「座りすぎ(長座)」に関する論文では、下記のような結論となっているようです。※以下は英文の直訳です。
※直訳:オーストラリアの成人222,497人における座位時間と全死因死亡率リスク
長時間の座位は、身体活動とは無関係に、全死亡の危険因子である。公衆衛生プログラムは、身体活動レベルを上げることに加えて、座っている時間を減らすことに焦点を当てるべきである。
引用:Sitting time and all-cause mortality risk in 222 497 Australian adults
※直訳:座っている時間に起因する全死因死亡率:世界54カ国の分析
利用可能なデータは、座位時間が全死亡の3.8%に関与していることを示唆している。日常活動全体の上流決定要因に焦点を当てた集団予防戦略は、世界中で数百万人の死亡を減らすための効果的なアプローチであるかもしれない。
引用:All-Cause Mortality Attributable to Sitting Time: Analysis of 54 Countries Worldwide
※直訳:成人の座りがちな行動と健康転帰: 前向き研究の系統的レビュー
この前向き研究のレビューでは、座位時間と2型糖尿病との間に独立した関係があることを示す中程度のエビデンスが示された。さらに、座位行動が全死因死亡率およびCVD(心血管疾患)死亡率に関連する強いエビデンスが見つかったが、がんによる死亡率には関連がなかった。結果がまちまちで、前向きな研究が少ないため、座位時間と体重の結果およびCVD危険因子との関係を示す証拠は不十分であった。現代の技術の向上を考えると...
引用:Sedentary Behaviors and Health Outcomes Among Adults: A Systematic Review of Prospective Studies
「長時間立ちっぱなし」の状態も健康被害あり!
「座りっぱなしがだめなら、なるべく立って仕事しよう!」という結論で終わればいいですが、残念ながら「長時間立ちっぱなし」の場合にも問題があります。
主な「長時間の立ちっぱなしによる健康被害」は以下の通りです。
ココに注意
- 足や腰の疲れと痛み
- 動脈硬化や高血圧
- 心臓病のリスク
- 妊娠中の場合は早産率が上昇
「長時間の立ち仕事」による健康被害に関する論文
※直訳:長時間の立ち仕事に関連する健康リスクの証拠と介入の有効性
8 時間以上の長時間の立ち仕事に関連する健康リスクを調査した研究のレビューで、McCulloch (2002) は 心血管不全 (CVI)の顕著な発生を発見しました。心血管不全 (CVI)は、より深刻な健康上の合併症を引き起こす可能性があります。McCullochは、雇用主に対して、長時間の立ち仕事による心血管系の健康影響のリスクを減らすために、仕事の内容を変更するなどの予防策を講じることを推奨しています。
引用:Evidence of Health Risks Associated with Prolonged Standing at Work and Intervention Effectiveness
※直訳:カナダのオンタリオ州における 12 年間にわたる職業上の立位および座位と心臓病発症との関係
調査期間中、83,424 人年の追跡調査が行われました (追跡調査の中央値は 11.73 年)。研究集団の 3.4% が心臓病を発症し、女性 (2.1%) よりも男性 (4.6%) の発生率の方が高かった。立っていることが多い職業は、座っていることが多い職業に比べて、心臓病の発症リスクが高かった。
直訳:...実際、仕事中に立ち仕事が多い回答者の心臓病の発症率(6.6%)は、日常的に喫煙している労働者の心臓病の発症率(5.8%)や肥満の回答者(6.9%)と同様であった。このことから、職場の健康増進プログラムは、喫煙や不健康な食習慣を対象とするのと同様に、心血管疾患を抑制するために、仕事中の長時間の立ち仕事の削減に焦点を当てるべきであることが示唆されました。
引用:Standing too much at work can double your risk of heart disease: U of T expert
大事なのは「長時間同じ態勢をキープしない」こと。
繰り返しになりますが、長時間同じ態勢(立ちっぱなし or 座りっぱなし)であることに問題があります。
歩き回りながら仕事をするのが理想的なのかもしれませんが、なかなかそうもいきません。
少なくともスタンディングを使用することで、同じ場所でも立ったり座ったりを繰り返しながら作業が行えます。
それによって長時間同じ体勢になってしまうことを自然と防ぐことができ、結果的に集中力を持続することができます。
購入したスタンディングデスク『FlexiSpot EG1』
私が購入したスタンディングデスクは「FlexiSpot EG1」。天板付きのものもありますが、私は自作の天板を使いたかったので天板なしのものを購入。
『FlexiSpot EG1』を選んだ理由
- 大きめの天板が使える。
- デスクの可動が手動ではなく電動。
- 比較的に他のスタンディングデスクより安かった。
一番の決め手は、使える天板のサイズ。
自作した天板は150 x 80cmとまぁまぁ大きめ。私が探した限りでは、このサイズに適応できるのが『FlexiSpot』のスタンディングデスクだけでした。
かつ、電動のスタンディングデスクの中で比較すると、『FlexiSpot』は比較的に値段も安かったのも購入の決め手です。
値段だけで選ぶなら手動の方がもっと安いと思いますが、手動だと絶対に使わなくなる(気配があった)ので電動にしました(;´∀`)
組み立ては大変?一人で組み立てできる?
組み立て自体は一人でも問題ありません。実際に私一人で組み立てましたが、だいたい約1時間半ぐらい?かかりました。
二人で組み立てれば少なくとも1時間はかからないと思います。
また、私の場合は自作の天板を取り付けるためにネジ穴の位置決めなど、色々と面倒な作業が含まれています。
天板も一緒に購入する場合は、一人でももっと早く組み立てできると思います。
ニトリのスタンディングデスクとの違いは?
私が購入した『FlexiSpot EG1』とニトリの『昇降デスク(マーフィー2 )』を比較すると、違いはこんな感じ。
FlexiSpot EG1 | ニトリ(マーフィー2) | |
天板サイズ | 幅100~160cm x 奥行50~80cm | 幅120 x 奥行61cm |
耐荷重 | 約70kg | 非公開 |
昇降機能 | 電動 | 手動 |
高さ調整範囲 | 71~121cm | 73~122cm |
設置 | 自分で設置 | ニトリが配送から設置までやってくれる |
保証期間 | 5年 | 5年 |
一番わかりやすい違いとしては、ニトリは手動で『FlexiSpot』は電動でデスクを上げ下げします。
次に大きいのは天板のサイズ。『FlexiSpot』は天板のありなし、かつ一緒に購入する場合でも選択肢が複数あるので、自分好みの天板を選ぶことができます。
それに対してニトリは天板サイズは固定。一応カラバリは白とダークブラウンの2種類から選べます。
一番のデメリット、というか不安点なのがニトリの耐荷重が非公開というところ。手動による昇降機能に何かしらの制約があるのかな?
対して『FlexiSpot』は約70kgの耐荷重なので、ウルトラワイドモニターを2枚設置しても余裕です。
ニトリなら「配送員設置」サービスがあるので、自分で組み立てしなくてもOK!
ニトリが微妙そうに見えますが、最大のメリットは「ニトリが配送から設置までやってくれる」ところ。
ニトリでは、商品を39,800円以上購入した場合に『配送員の組立設置」のサービスを有料で利用することができます。
ニトリの公式ページや楽天の商品ページを見る限り、この商品をネットで購入すれば、実質的に送料に設置費用が含まれる形になります。
なので、この手の組立作業が苦手な人、または自分で組み立てをしたくない人には大きなメリットだと思います。
スタンディングデスクは「レンタル」もできる!
「いきなり購入して失敗したくない!」という人は、まずはスタンディングデスクをレンタルしてみましょう。
家具・家電のサブスクリプションサービス「CLAS(クラス)」なら、スタンディングデスク(昇降デスク)が月額でレンタル可能です。
色のバリエーションも豊富で、実際に自分の好みの色をレンタルで試すことも可能。
昇降デスク以外にもいろいろな家具や家電がレンタル可能なので、試してみたい人は是非検討してみて下さい。
私が「卓上スタンディングデスク」をやめた理由
「机の上に箱でもおいて、その上にパソコン置けばいいじゃん」という人もいらっしゃるでしょう。
まぁぶっちゃけ、高さが合えば机の上にダンボールを置いただけでも十分なスタンディングデスクになります。
ようは「立って作業できる環境」を作ればいいだけですから。
コスパを追求するのならダンボールはまだしも、折りたたみ式のテーブルを購入して、スタンディングデスクとして運用するのも全然ありです。
私もノートパソコンテーブルを購入して、数ヶ月間「卓上スタンディングデスク」を経験しています。
結論としては以下の理由により、私は卓上スタンディングデスクをやめました。
卓上のココがキライ
- 机としての面積が狭くなり使いづらい。
- 安物のテーブルだとグラグラしてイライラする。
- マウスを使う前提だと狭くてやってられない。
広いテーブルが欲しくてわざわざ天板を自作するような私は、テーブルを自ら狭くするのは論外。かつ、基本的にデスクトップパソコンで仕事をする前提なので、キーボードとマウスは必須。
卓上テーブルは、ノートパソコンを置くとほぼテーブルが埋まってしまうぐらいの広さなので、個人的には狭くてダメ。
逆に「マウスは使わない。ノートパソコンのトラックパッドだけでOK」だったり「タブレットだけでOK」という人になら、卓上のスタンディングデスクは全然ありだと思います。
むしろコスパも良いので、検討候補としては有力だと思います。ただしテーブルだけはちゃんとした物を選びましょう。ケチると後悔します。
可能であれば、これぐらいガッシリした商品の方が重さはありますが、使い勝手はいいかもしれません。
「スタンディングデスク」選ぶときの注意点
「耐荷重」は必ず確認した方が良い
スタンディングデスクの場合は昇降機能があるので、ある程度の耐荷重性能がないとデスクを上げた時にグラグラして不安が残ります。
私はデスクトップPCなのでモニターは必須。ノートパソコンをメインで使う人でも追加モニターを使いたい!という人もいると思います。
基本的にモニターぐらいなら全く問題ありません。ただ、複数のディスプレイを使いたい人は、一応デスク本体の耐荷重を確認して余裕があることを確認して置きましょう。
ちなみに私はディスプレイが4枚、モニタースタンドが3本、PS4とキーボードやマウスなどの小物が数点で重量は約30kg以上。
しかも天板は自作で約7~8kgぐらい?なので総重量が約38kgぐらい。
『FlexiSpot EG1』の耐荷重が約70キロ。約半分ぐらいの重量を実際に支えている状態で使っていますが、昇降機能も全く問題なくデスクのグラつきも感じません。
むしろデスプレイとモニターアームがグラグラしてます(;´∀`)
上がる最大の高さを確認しておく。
デスク単体では想像しにくいかもしれませんが、追加モニターなど実際に物を置いた状態で上げてみると「おぉ、高い(゚∀゚;)!」と思うぐらい上に上がります。
設置場所によってはデスクではなく、モニター等が何かに干渉する可能性があるので、あまりにも高く上がりすぎるデスクはちょっと考えた方が良いです。
モニターがに掛けてある時計にぶつかる可能性もあるので注意して下さい。
ちなみに『FlexiSpot EG1』は最大121cm上がりますが、身長が180以上でもこれだけ上がれば前かがみになることはない思います。
実際に自作の天板を乗せると、板の厚み含めて約124cmぐらいの高さになりました。
少なくとも、身長が四捨五入して170cmの人権のない成人男性の私にとっては十分な高さであり、一番上まで上げる必要性は一切ありません。
「スタンディングデスク」と一緒に買った方がいいもの
賃貸住まいはマットは必須!
スタンディングデスク自体もそれなりの重量があります。
持ち家でならそこまで気にする必要はないかもしれませんが、賃貸住まいの人はデスクの下に敷くマットは必ず購入しましょう。
延長するケーブル類も一緒に購入すべし!
【回転する電源タップ】ガジェット好きにおすすめの『Fargo TAPKING USB 4.8』レビュー
電源タップに充電用USBが搭載。かつコンセント差し込み口は回転式で大きいACアダプターでも隣同士で接続可能!安全な日本メーカー製の電源タップ「Fargo TAPKING USB 4.8」を購入したのでレビューしてみました。色は木目調と白のバリエーションがあり、見た目もオシャレ!
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ノートパソコンを使う前提の人なら、電源の延長コードを買っておけばほぼ大丈夫だと思います。
ただ、私のようにデスクトップパソコン(ゲーミングPC)を床に置いてスタンディングデスクを使うとなると、購入するケーブル類はかなり多くなります。
参考に私が実際に購入したものは、下記の通りです。
メモ
- HDMIケーブル(3m)
- DisplayPortケーブル(3m)
- USB延長ケーブル(3m)
- マイク用USBケーブル
- 延長用のAUXケーブル
- 電源タップ
- 延長用の電源コード
「3mなんているの!?」と思われるかもしれませんが、2mでも届かないことはありません。
ただ、デスクを上げるとケーブルが少し引っ張られるような形になって危険なので、長めの3mにしています。
私みたいに複数のモニターを設置している人は、ケーブル類も色々と検討して置いた方がいいと思います。
1年間「スタンディングデスク」を使って感じたメリットとデメリット
○立って作業した方が集中力が続く実感はある!
そもそも「立ったり座ったりを繰り返しながら作業すると、本当に集中力は持続するのか?」についてですが、個人的には結構実感しています。
「誰でもそれを実感できるのか?」と聞かれると、流石に断言はできません。
ただ、私のように仕事や勉強中にだらけてしまったり、眠くなって集中力が持続しない人には「スタンディングデスク」は非常におすすめできます。
○帰宅後でも勉強や仕事を「頑張りたい人」には本気でオススメする。
「スタンディングデスク」で作業をするようになって明確に変わったのは、仕事終わりにブログや勉強をする時間が増えたこと。
当たり前ですが、スタンディングデスクは「リラックスするための机」ではありません。完全に「仕事や勉強机」として使うためのデスクです。
仕事が終わり家に帰宅すると、ぶっちゃけ疲れてブログや勉強をする気が起きません。
ですが、とりあえずスタンディングデスクで座らずに立って作業を始めると、今までよりも仕事や勉強が続くようになりました。
社会人の人ならわかると思いますが、帰宅後に一度でも座ってしまうと、もうそこから何もやる気が起きません。
もちろん休憩も重要ですが「家でリラックスするな!」というのはなかなか難しいものです。
そんな状態でも、帰宅後に座らずにそのまま副業や勉強を始めると、スムーズに作業が進められます。
多少疲れていても、立って作業をすることで負荷がある分、気持ちがリラックス状態にならずに作業が進められます。
「家に帰るとだらけてしまって、勉強や副業ができない。」という頑張りたい人には「スタンディングデスク」がオススメできます。
逆に「家ではゆっくりしたい!」という人には絶対に向きません。これだけは断言できます。
「メモリー機能」があるタイプを買えばよかった。
私は値段が安かったので、メモリー機能のないスタンディングデスクを購入しましたが、こればっかりは少々後悔しています。
ちなみに、ここで言う「メモリー機能」とは高さを任意で設定できて、ボタンひとつで記録した高さに自動的に昇降してくれる機能のことです。
私の購入した『FlexiSpot EG1』は、「押し続けると上がるボタン」と「押し続けると下がるボタン」の2つしかありません。
機能としては十分ですが「自分の上げたい高さまで上げるためにボタンを押し続ける。」というのは地味に面倒です。
面倒くさがりな人は少々値段が高くなってしまいますが、メモリー機能がついているスタンディングデスクをオススメします。
引っ越しの時は大変(経験済み)
普通のデスクでも言えることですが、引っ越しの際はまぁまぁ面倒です。
スタンディングデスクは昇降機能がある分、普通のデスクよりもそれなりに足がゴツいです。
私が購入した『FlexiSpot EG1』のゴム足以外はほぼすべて金属です。真面目に重いです。
私の場合、節約のために引越し業者を使わずに、軽トラをレンタルして県超えの引っ越し作業を一人でやりましたが、二度とやりたくありません。
デスク周りの配線が大変なことになる。
ノートパソコンをメインに使っている人は大丈夫だと思いますが、デスクトップPCで、かつマルチモニターの人は覚悟してください。
上の写真が実際の私のデスク周りの配線ですが、人に見せられる状態にありません。私も最初は頑張っていましたが、引っ越しをしてからはメチャクチャな状態です。
普通のデスクとは違い、スタンディングデスクの場合はある程度長さに余裕がないと、昇降させた時にケーブルを引っ張ってしまって抜ける可能性があります。
それを考慮しながらキレイにまとめるとなると、それなりの努力が必要になります。
逆にこういうのが好きな人は、相当こだわりが発揮できるのである意味オススメです(;´∀`)
キレイにまとめられた人は是非ツイッターで教えて下さいm(_ _)m
ちなみにこの電源コードは真面目にオススメです。
○家具としてもガジェットとしても、妙な満足感がある。
ほぼ毎日使うものだからこそかもしれませんが、非常に満足感がある商品です。
「家具」としても扱えますが、ある意味「大きいガジェット」という認識もできる商品なので、この手のモノが好きな人にはオススメできます。
ただ「趣味の部屋に置く机」としては個人的には微妙な気がします。あくまで作業をするための机であって、くつろぐための机ではありません。
仕事や勉強、それに関連する何かをするための机としてであれば、スタンディングデスクをオススメします。
「スタンディングデスク」の評価と口コミ
しっかりした机の脚だけ欲しかったので購入。電動昇降機能はおまけくらいで考えてたが、実際使ってみるとかなり便利。コストパフォーマンスがとても良い商品だと思います。
中国製だから安いのだろう、何か問題があるかもしれないと覚悟して購入したのですが、良い意味で期待を裏切られました。構成部品の精度も高く、安心して組み立てられました。ガッチリとしたデスクですから重いのは止むをえません。
スタンディングデスクが欲しくて購入しました。手動のスタンディングデスクを持っていますが手軽に高さを変えられませんので電動のこの商品を購入。時間はかかりますが簡単に組み立てができます。ただし天板の取り付けは木ねじですので天板の材質によっては別途取り付け部品を用意する必要があります。電動は手軽に昇降出来て良いです。
まとめ
この記事をまとめると・・・
「スタンディングデスク」がオススメできる人
- 集中力を長く持続させたい人
- 仕事終わりに家でも勉強や仕事をしっかりやりたい人
- 「家具」としても「ガジェット」としても両方で満足できるデスクが欲しい人
「スタンディングデスク」合う人合わない人がそれぞれですが、使い方を間違わなければ、その効果が実感できると思います。
安いものではありませんが、スタンディングデスクの購入を検討している人の参考になれば幸いです。
以上、有難うございましたm(_ _)m