どうも、白夜霧(@KiRi_Byakuya)です。
今回はVLOG撮影や屋外配信でも使えるワイヤレスピンマイク『MOMAN CP1』のレビュー記事となります。
ピンマイクと聞くと、あまり使い所が見つからない人もいるかも知れません。
ただ、SNSへの動画投稿や会社のWEB会議が普通になった昨今。
「場所を取るでかいマイクはいらないけど、小型で手軽に使えるマイクが欲しい。」となった場合、ピンマイクはまさに最適なガジェットです。
今回紹介するピンマイクはワイヤレスマイクなので、長いコードをまとめたりする必要もなく、電源をいれればすぐに使える商品です。
「自分なら、どんな風にピンマイクを活用するか?」の参考になれば幸いです。
本レビュー記事は、MOMAN様よりご提供頂いた商品を基に記載しております。原稿料等の報酬は頂いておらず、記事の内容に関しては完全に私個人の感想となります。
目次
- 1 結論:小型で軽く置き場所にも困らない!VLOGやWEB会議でも手軽に使えるワイヤレスピンマイク『MOMAN CP1』
- 2 「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/商品スペック
- 3 「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/どこの国のメーカー?
- 4 「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/開封レビュー
- 5 「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/操作方法と使い方
- 6 「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/使って感じたメリットとデメリット
- 7 「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/口コミと評価
- 8 「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/まとめ
結論:小型で軽く置き場所にも困らない!VLOGやWEB会議でも手軽に使えるワイヤレスピンマイク『MOMAN CP1』
『MOMAN CP1』は小型でワイヤレス。かつ操作も簡単で手軽に使えるピンマイクです。
VLOGや屋外配信など、今ではスマホだけでも完結しますが、どうしてもマイクの性能には限界があります。
撮っている人とカメラとの距離が物理的に離れてしまうと、どうしてもうまく話し声が録音ができなくなります。かつ、屋外だと風切り音の対策も必須となります。
流石にテレビのように音声さんがマイクを持って、自分に向けてくれるわけではないので、一人では限界があります。
一人で撮影する場合において「とりあえず、声だけはしっかりと録音したい!」という場合、今回紹介する『MOMAN CP1』というワイヤレスピンマイクがオススメです。
価格も手頃。ワイヤレスなので長いケーブルを引きずってしまうこともなく、小型でとても軽いので持ち運びにも便利な商品です。
「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/商品スペック
- 【クリップ型ワイヤレスマイク】MOMAN CP1(C)ワイヤレスマイクは襟に気楽にはさまれることができます。生放送、録画またはインタビューでは、干渉防止に強く、120m以内で安定してクリアな録音効果を提供しています。
- 【スマホに接続すれば簡単にペアリング】ケーブルやコネクタがいらずにCP1(C)スマホマイクの受信機はスマホやタブレットと直接接続すれば、ワンボタンで電源を入れると、自動的にペアリングできて、それ以上の面倒な操作がありません。
- 【360°全指向性ラべリアマイク】MOMAN CP1(C)スマホワイヤレスマイクは360°全方向の音声が拾ってくれ、かつ高感度のマイクヘッドを採用しており、ディテールにこだわる豊富な音を収録することができます。また、マイクヘッドが高繊維の防風スポンジに包まれ、音声収録時は周囲環境による干渉も少なくなります。
- 【ノイズ低減設計】MOMAN CP1(C)ワイヤレスピンマイクにはインテリジェントチップが内蔵され、干渉防止に強く、スマホとタブレットに適しています。騒々しい環境でも、録音したい音をリアルで鮮明に拾うことができます。
- 【TYPE-Cジャックのデバイスに対応】MOMAN CP1(C)ラべリアマイクは、TYPE-Cアタプタを使用しているAndroidスマホ/タブレット/ノートパソコンと互換性があります。コンパクトで録音には目立たずに屋外ライブ、インタビュー、YouTube動画撮影、オンラインレッスンなどの使用に最適です。
引用:MOMAN CP1
『MOMAN CP1』はiPhone/iPad向けのLightning端子タイプと、USB Type-C端子が搭載されている2種類のタイプがあります。
商品型番 | 主な対応デバイス | 端子 |
MOMAN CP1(A) | iPhone/iPad | Lightning |
MOMAN CP1(C) | Androidスマホ/タブレット | USB Type-C |
型番が微妙に違うので購入の際は要注意。
スペック:受信機
周波数範囲 | 20Hz-20KHz |
サイズ | 44x26x8mm |
重量 | 4g |
接続方法(対送信機) | Bluetooth |
接続方式(対ホスト) | Lightning端子 or USB Type-C |
スペック:送信機
周波数範囲 | 20Hz-20KHz |
伝送距離 | 394ft/120m(LOS area) |
遅延 | 15ms |
バッテリー容量 | 70mAh |
充電時間 | 約80分 |
充電電流 | 65mA |
バッテリー私用可能時間 | 約5時間 |
サイズ | 15x57x15mm |
接続方式(対受信機) | Bluetooth |
指向性 | 全指向性 |
ワイヤレスマイクの「全指向性」とは?
全指向性(=無指向性)とは、その名の通り全方向(360度)の音を拾う特性を持っています。
ピンマイクは、服の襟部分に取り付けるのが一般的です。ただし、服によっては取り付ける位置やマイクの角度が、口元以外を向く可能性があります。
全指向性であれば、喋っている人はマイクの向きをいちいち気にする必要がないため、とても楽に使えます。
「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/どこの国のメーカー?
カメラ機材やマイクなど、撮影機材を中心に販売しているメーカー。
サイトのコピーライトに「UK」とあり、かつ製品の適合証明(Ceritificate of Conformity)もUKCA(英国政府)で取得しているのでイギリスのメーカーさんかな?
2017年設立とまだまだ新しいメーカーさんですが「株式会社MOMAN JAPAN」という日本支部?があるみたいなので日本人からすると有り難いですね。
同じメーカーから販売されているUSBマイクの記事の是非ご覧下さい。
【格安だけど使える!】USBコンデンサーマイク『MOMAN EM1』徹底レビュー
安いのに音質はまぁまぁ良し!コスパの良いUSBコンデンサーマイク『MOMAN EM1』のレビュー記事です。
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「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/開封レビュー
本記事で紹介しているのはUSB Type-Cの『MOMAN CP1(C)』となります。
外箱
パッケージ内容
付属品は下記の6点。
- ワイヤレスピンマイク(受信機)
- ワイヤレスピンマイク(送信機)
- 充電用USBケーブル(Type A to C)
- USB変換アダプタ(Type C to A)
- マイク取り付け用のクリップ
- ポーチ
「MOMAN CP1」受信機&送信機
商品としての色は黒のみ。
受信&送信部分?のみ光沢のあるピアノブラックで、それ以外はマットブラック。
以後、本記事ではマイクが付いている方を送信機。もう片方を受信機と記載します。
本体サイズ感
送信機側のサイズ感は、実測で縦が約6㎝/横が1.5cm。
受信機側は縦が約3cm/横が4.5cm。
送信機も受信機もリップクリームよりも、少し小さいぐらいのサイズ感です。
重さはワイヤレスイヤホンの片耳ぐらいの軽さです。
操作ボタン
送信機の裏には「電源ボタン」があります。後ほど詳しく解説しますが、この電源ボタンは「ミュートボタン」も兼ねています。
クリップ
電源ボタンの上にある突起は、同封のクリップを固定する部分です。
クリップを取り付けるとこんな感じ。取り付けは簡単で、スライドさせるようにクリップを送信機に固定します。
送信機とクリップは結構しっかり固定されているので、録音中に外れてしまうような不安感は一切感じません。クリップ自体もマイク本体と一緒で小さいですが、挟む力は割としっかりしています。
充電用USBポート
充電は「USB Type-C」で充電可能です。なお、充電が必要なのはマイクが付いている送信機側だけです。
受信機側の「USB Type-C」の口は、スマホと接続した状態でもスマホを充電するためのUSBポートとなります。
充電用USBケーブル(Type A to C)
充電用のUSBケーブルの全長は約60cm。
USB変換アダプタ(Type C to A)
受信機側をUSB「Type C」を「Type A」に変換するアダプターが付属しています。これによりパソコンやゲーム機でも使用可能です。
「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/操作方法と使い方
「MOMAN CP1」電源のON/OFF
電源ON | 電源OFF | |
送信機(マイク) | 電源ボタン1回押下 | 電源ボタン長押し |
受信機 | スマホやパソコンにUSBで接続 | スマホやパソコンから外す |
マイクがついている送信機側は本体裏側のボタンを1回押すことで電源が入り、自動的にペアリングを開始します。
ペアリング中は正面のLEDが緑で点滅し、ペアリングが完了すると点灯状態に変わります。
受信機側はホストとなるスマホやパソコンにUSBで接続すると、自動的に電源が入ります。
「MOMAN CP1」のペアリング方法
ワイヤレスイヤホンとスマホを接続する時のようなペアリング操作は不要です。
受信機も送信機も電源が入れば自動的にペアリングを開始して、相手が見つかれば即接続します。
体感としては受信機側の電源が入っている状態で、送信機の電源ボタンを押すと一瞬で接続されます。
『MOMAN CP1』は送信機と受信機がBluetoothで接続する商品です。スマホと直接Bluetoothで接続することはできません。
「MOMAN CP1」をスマホ/iPhoneで使う方法
受信機側をスマホに接続し、送信機(マイク)の電源をいれれば、そのままスマホのマイクとして自動的に認識してくれます。
スマホに入っているデフォルトのカメラや、ボイスレコーダーで問題なく録音が可能でした。
- 使用するカメラアプリもしくはボイスレコーダーアプリによっては、使用するマイク(本体 or ピンマイクのどっちを使用するか)を選択する必要があるかもしれません。
- 「OPPO Reno 3A」で今回のワイヤレスピンマイク使用する場合。「設定」→「その他の設定」→「OTG接続」を有効にする必要がありました。OPPOのスマホを使っている人は注意して下さい。
「MOMAN CP1」をパソコンで使う方法
パソコンで使用する場合もスマホと変わりありません。
受信機側をパソコンに接続し、送信機側の電源を入れ、ペアリングが完了すれば使用可能です。
パソコン側では『マイク(Compx Audio)』という名前で認識されました。SkypeやTeams、ZoomなどのWEB会議ソフトでも確認しましたが、問題なく認識されています。
「MOMAN CP1」はゲーム機で使える?
試しにPS4に接続して見ましたが、問題なく認識されました。
他のゲーム機を持っていないので試せていませんが、多分他でも使えると思います。
「MOMAN CP1」は『GoPro』のワイヤレスマイクとして使える?
物は試しとGoProに接続して見ましたが、流石にGoProは今回のワイヤレスピンマイクを「マイク」としては認識してくれませんでした(;´∀`)
「MOMAN CP1」をミュートにする方法
先程も少し触れましたが『MOMAN CP1』は、電源ON+ペアリング状態でもう一度電源ボタンを押すとミュート状態になります。
ミュート状態になると、正面のLEDが緑から青に切り替わります。電源ボタンをもう一度押すとミュートが解除されます。
「MOMAN CP1」の充電方法
基本的に、マイクが付いている送信機側のみ充電が必要になります。
受信機側は接続先のスマホやパソコン側から電力を貰うので、充電の必要はありません。
電池残量警告
電池残量が少なくなると、送信機側(マイク側)のLEDが緑と青の点滅に切り替わります。
「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/使って感じたメリットとデメリット
コスパが良くて音質は全く問題なし!
かなりコスパ重視の商品なので「音質も微妙かな?」と思いきや、割と音質も悪くありません。
WEB会議で使うだけならよっぽどのこだわりな無い限り、これ以上は求めなくても良いともいます。
価格帯的にもスマホでVlogを撮っている人なら、試しに買ってみるのは全然アリだと思います。
かつ、動画内でGoProの内蔵マイクと比較して見ましたが、かなりの騒音と風切り音が多い中でも『MOMAN CP1』が勝っているのが想定外でびっくりしました。
風防(マイクスポンジ)が外れやすい!
送信機であるマイクには、標準で風防(マイクスポンジ)が装着されています。ただ、これが非常に外れやすく、私は筑波サーキットで無くしました(;´∀`)
このブログで使っている写真で、スポンジが無いのはそのせいです。後で買います(ー_ー;)
風防はただマイクにかぶさっているだけで、固定はされていません。
『MOMAN CP1』を購入して使うなら、まずは風防が取れないように両面テープ等で内側から固定することをオススメします。
なお、ピンマイクの風防(マイクスポンジ)は、別メーカーではありますが汎用品として別売りで購入可能です。
ワイヤレスなのでケーブルと服の「擦れ音」が入らない!
ピンマイクというと、有線の印象ですが『MOMAN CP1』はワイヤレスピンマイクです。
有線のピンマイクだと、マイクから伸びるケーブルが衣服とこすれる音が録音されてしまう場合があります。しっかりとケーブルを固定してしまえばあまり気にはなりませんが、いちいち自分で固定するのは面倒です。
かつ、ムダに長いケーブルは絡まることが多く、絡まったケーブルをほどくのは非常に面倒です。
『MOMAN CP1』のようなワイヤレスピンマイクなら、クリップで自分の上着に挟むだけで固定でき、線による擦れ音も気にする必要はありません。
ワイヤレスだけど、そこまで遠くには届かない。
商品ページに「干渉防止に強く、120m以内で安定したクリアな録音効果を提供します。」と記載されており、正直行って「ホントか?」と疑問に思ったので広い公園で試してみました。
結論から云うと、ちょっと厳しい感じです。安定しているは10~20m程度という印象です。
かつ、送信機(マイク)を胸元あたりに取り付けて、受信機(カメラ)に対して背を向けると音が途切れてしまう場合があります。
これは人体が電波を遮断してしまうので、しょうがないっちゃしょうがない。
だたワイヤレスだからこそ身軽なので、カメラ(受信機)に対して背を向ける場合があることを考えると、もうちょっと余裕があるスペックが欲しいかな?
ワイヤレスイヤホンをつけた状態で、耳を手で覆うと音が途切れるのと同じです。
つけているか不安になるぐらい小型で軽い!屋外配信やVLOG撮影にオススメ!
実際に『MOMAN CP1』をつけて、Vlogのマネごとですが外を散歩してみました。
Vlogの場合は、基本的にカメラ(受信機)はほぼ目の前にある状態なので、音の途切れ等は一切ありませんでした。かつ、何よりもマイク(送信機)がとにかく軽いので、つけていて重さによる違和感を感じる事はありません。
逆に「外れてないよね?」と不安になるぐらい軽いので、身軽な状態でVlogを取りたい人には最適です。
操作は簡単だけど、取説は欲しかった。
電源を入れば自動的にペアリングして、録音可能状態になるので取説がなくてなんとかなります。
ただ受信機側の「USBを差し込むポート」があるせいで、最初は「こっちも充電がいるの?」と誤解しそうになりました。
既に記載していますが、受信機側のUSBポートは、スマホに『MOMAN CP1』の受信機を接続した状態でも、スマホが充電できるようにするためのポートです。
操作は簡単だけど、せめて取扱説明書は同封して欲しかったかなぁ~(;´∀`)
地味だけど「音声メモ」を取るのに便利!
ピンマイクを使ってみて「あ、これは便利だわ。」と思ったのは、音声メモを録音したり、Googleのドキュメントに音声入力で文字を入力するときです。
私の場合、ブログを書いていると文章に詰まることが多々、それはもう多々あります。
そんなときは独り言をブツブツ言いながら文章を考えているのですが、ふとした瞬間に文章が思い立つことがあります。
大体はキーボードが目の前にあるので、打てばいいだけの話なんですが、たまに部屋の中をウロウロしている状態で思いつくことがあります。
こういう場合、キーボードで入力するよりも、直感でバァーっと口に出して喋ってしまった方が早くメモを残すことができるので、割と便利に使っています。
まぁ、他人に見せられるような状況ではありませんが(^_^;)
「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/口コミと評価
差すだけ簡単接続に釣られて買いましたが、スマホ機種によっては設定や対応アプリが必要です。
屋内でテストしてみたところ、壁やドアを挟んでも20m位は問題ありませんでした。それ以上の距離はまだ未確認です。安価、軽量、安定しているので、登山とかスノーボードの撮影で活躍しそうです。※防水仕様ではないので晴天時のみ
ホワイトノイズが少なくいい感じ。iPhoneと使える点が良い。ライトニング形状なので使い勝手と汎用性は高い
「MOMAN CP1」ワイヤレスマイク/ピンマイク/まとめ
今回の記事をまとめると。。。
「MOMAN CP1」ピンマイク
- コスパも良く音質も割と良いので、初めてピンマイクを購入する人にオススメできる。
- USBマイクのように置き場所を取らず小型で軽い。WEB会議でも手軽に使える。
- スマホでVLOG撮影や屋外配信をしたい人は、試しに買ってみるのもアリ!
以上、有難うございましたm(_ _)m