どうも、白夜霧(@KiRi_Byakuya)です。
今回はPixel Foldのケースについて比較レビュー記事となります。
スマホケースのブランドとしては有名な「Spigen」と、それどこのメーカー?と聞かれるであろう「Tongate」のケースを比べてみました。
知名度や出来で言えばS、pigenの方が安心だとは思いますが、Tongateも意外と良いよ、という感じの記事になっています。
「Pixel Fold用のスマホケースを探している人」「Pixel Foldのキックスタンド付きのケースってどうなのか?」と気になっている人の参考になれば幸いです。
目次
- 1 結論:比べると「Spigen」の方が出来はいいんだけど。。。
- 2 「早見表」Pixel FoldのSpigenとTongateの主な違い
- 3 Spigen Pixel Fold ケース 全面保護 フルカバー
- 4 Tongate for Pixel Foldケース
- 5 Pixel Fold 専用ケース「Spigen」と「Tongate」を実際に比較してわかったこと
- 5.1 「Spigen Pixel Fold ケース」は防御力重視だけあって分厚い。
- 5.2 「Tongate for Pixel Foldケース」の方が地味に持ちやすい。
- 5.3 「Spigen Pixel Fold ケース」の方が指紋が残りにくい
- 5.4 「Tongate for Pixel Foldケース」の方が角が丸い。
- 5.5 「Tongate for Pixel Foldケース」のスクリーンプロテクターは滑りが悪い!
- 5.6 「Tongate for Pixel Foldケース」のキックスタンドはすごく便利!!だけど。。。
- 5.7 「Tongate for Pixel Foldケース」のカメラはレンズカバーは地味にありがたい
- 6 「Pixel Foldケース」は結局どっちがおすすめなのか?
- 7 まとめ / Spigenよりも便利!?Google Pixel Foldにオススメのスマホケース
結論:比べると「Spigen」の方が出来はいいんだけど。。。
SpigenとTongateの2つを購入して使い比べて、今のところは「Tongate for Pixel Foldケース」を使っています。
頑丈さを優先するなら「Spigen Pixel Fold ケース」一択だとは思います。
ただ、毎日使うものとなると利便性重視の「Tongate for Pixel Foldケース」が便利で、今となっては戻る気がありません。
パッと見た時の出来もSpigenの方が良いんですが、どうしてもキックスタンドの利便性には叶いません。
Spigenさん、キックスタンド付きのケースを出して下さい、お願いしますm(_ _)m
「早見表」Pixel FoldのSpigenとTongateの主な違い
Spigen | Tongate | |
見た目 | シンプルだがゴツい | ゴテゴテしてゴツい |
キックスタンド | なし | あり |
カメラ部分のカバー | なし | あり |
音量ボタンのカバー | なし | あり |
スクリーンプロテクター | なし | あり |
ケースを取り付けた時の厚み | 肉厚 | Spigenよりはマシ |
オススメする人 | 頑丈さ重視 | ガジェット好き |
余談:Pixel Foldのマグセーフ(MagSafe)対応のケースを買わない個人的な理由
Pixel Foldはワイヤレス充電(Qi)に対応しています。
だったらMagSafeに対応したケースを買った方が車載スタンドで使う時に便利じゃないのか?と思われることでしょう。
私もPixel Foldの実物を持つまでは検討候補の一つにはありました。
ただ、初めてPixel Foldの実物の厚みと重さを手に持って実感した時、「これは絶対に落っことす。」と思ったため、MagSafe対応のケースを候補から除外しました。
もちろん、同じぐらいの重さのiPad Miniに対応したのMagSafe対応のスタンドもあるので、多分大丈夫だと思います。
ただ、ことごとくこの手の吸盤や磁着で固定するタイプのものに、私は裏切られ続けているので、私はMagSafe対応のケースは買いません(-_-;)
Spigen Pixel Fold ケース 全面保護 フルカバー
Spigen / パッケージと外観
パッケージ右上の「made for Google Pixel」は、Googleが認定している商品という証です。
Made for Google 認定製品なら、
Google の主要なパートナーブランドが参加しており、Google から提供した端末情報をもとに、技術サポートを受けながら、Google 製品とシームレスに連係できるアクセサリを開発します。開発した製品は、互換性や安全性などを確認する厳しいテストに合格することで、初めて Made for Google の認定を受けられるのです。
色は光沢のないマットブラック。
pixel foldのケースは2つのパーツに分割されています。左が外側のディスプレイ側。右側がカメラがついている側となります。
ヒンジ部分は完全にカバーが覆う形になります。もちろんカバーをかけても折りたたみには一切影響しません。
ヒンジの外側はこんな感じ。spigenのロゴがついています。
背面はこんな感じで、ロゴも何もないシンプルな感じ。
Spigen / ケースの付け方
普通のスマホケースとは違い、付け方は少々独特ですが、やってることははめ込んでいるだけです。
ケースには粘着テープがついていて、はめ込むとスマホ本体とケースが接着される形になります。
粘着テープは強力なものではなく、あくまでケースのズレ防止用。スマホにケースを取り付けた後でも、ケースの取り外しには影響はありません。
粘着テープの替えも1セット付属しているので、最悪粘着力が弱くなっても問題ありません。
「Spigen Pixel Fold ケース」を装着するとこんな感じ
ケースをスマ本体に取り付けるとこんな感じ。ケースを付けて最初に握った感想は「ゴツい」
電源ボタンと音量ボタンの部分はこんな感じ。ボタンがある部分だけくり抜かれるているようなデザインです。
スマホ底面となるUSB側はこんな感じ。Google公認だけあってズレ等はありません。
スマホの上面はこんな感じ。
ヒンジの部分はこんな感じ。完全にカバーで本体は隠れています。
外側のディスプレイ側。ディスプレイ自体はむき出し状態。
サイズ感はピッタリで、ケースが画面端を隠してしまうようなことはありません。
ただピッタリサイズだからこそ、外側のディスプレイに別売りの保護ガラスを貼るのはちょっと無理かも?って感じがします。
薄い保護シートならイケるかも?
Tongate for Pixel Foldケース
Tongate / パッケージと外観
Spigenの後だと、非常に不安しか感じないパッケージ。
同梱物はこんな感じ。よくあるスマホケスースと基本は一緒。
細長いのはSpigen同様、替えの粘着テープ
テキストはすべて英語ですが、基本的には見ればわかる感じです。
カメラ側の本体ケース。パッと見た限りでは、Spigenと比べても正直それほど遜色は感じない。
カメラ側の本体ケースの内側。作りの悪さや雑さは感じませんが「頑丈さはSpigenなんだろうな」とは感じる。
ヒンジ部分はSpigen同様ロゴがあります。
電源ボタンと音量ボタンの部分はこんな感じ。Spigenとは異なり、音量ボタンにもカバーがあります。
カメラのレンズ部分はスライド式のカバーになっています。
内側はこんな感じで網目状の補強が入っています。もちろんレンズに干渉するようなことはありません。
この商品の売りでもあるキックスタンド。多少の角度調整は出来ますが、ノートパソコンのヒンジのようなしっかりとしたものではないので注意。
関節部分は金属パーツになっているので強度は多少あると思います。ただ「折ってやるぜ!!」と思うぐらいに乱暴に扱うと、壊してしまいそうな感じです。
Tongate / スクリーンプロテクター
Spigenと違う大きな部分として、Tongateは外側のディスプレイにスクリーンプロテクターがケースに装着されています。
注意点として、このスクリーンプロテクターはフィルムのように画面に貼り付けるタイプではなく、画面の上に透明なカバーが被さる感じです。※粘着性はありません。
実際これがあれば、外側のディスプレイ向けに別途フィルムは買う必要はありません。
「Tongate for Pixel Foldケース」を装着するとこんな感じ
実際にPixel FoldにTongateのケースを付けるとこんな感じ。色々ギミックがついている分、Tongateの方がSpigenよりもゴテゴテしている感じは否めないかな?
スマホ上部のマイクとスピーカー部分。
スマホ下部のUSBポートの部分。
電源ボタンと音量ボタン。音量ボタンはカバーが被さることで多少押し心地が重くなりますが、使いにくさは感じません。
Tongateの最大の特徴となるキックスタンドで立たせるとこんな感じ。結構いい感じです。
スクリーンプロテクターはインカメラの部分には穴が開いています。気になる人は気になるかな?
上記の写真だと模様なようなものが見えますが、画面が表示されているときは見えないので、気になることはありません。
Pixel Fold 専用ケース「Spigen」と「Tongate」を実際に比較してわかったこと
「Spigen Pixel Fold ケース」は防御力重視だけあって分厚い。
防御力が高いだけあって、スマホを持つたびにケースの厚みを感じます。
「フラットな見た目でシンプル」といえば聞こえはいいかもしれませんが、正直言って見た目も機能も面白みが無い。
まぁただ「これは落としても平気だろうな」という印象だけはしっかり感じます。
「Tongate for Pixel Foldケース」の方が地味に持ちやすい。
Spigenとは打って変わって、Tongateはカメラのレンズカバーがあるため多少ゴツゴツしてます。
ただ、このレンズカバーの溝のいい感じに指に引っかかって、地味に持ちやすいです。
狙っているとは思えませんが、この溝があるとないでは全然違います。
逆にSpigenはフラットなので、持っていて手から滑り落ちそうになることがあります。
「Spigen Pixel Fold ケース」の方が指紋が残りにくい
Tongateは、レンズカバーの溝のお陰で持ちやすいですが、材質の問題なのかケースに指紋が残りやすいです。
Spigenも指紋が残らないわけではありませんが、Tongateと比較するとまだマシ、という感じです。
「Tongate for Pixel Foldケース」の方が角が丸い。
Tongateのケースは全体的に角が丸く加工されていていますが、Spigenの方は角が角ばっています。
Spigenも持ち心地が悪いわけじゃありませんが、Tongateを持ち慣れてしまうと、Spigenに替えた時にケースの角が気になるかな?
ケースありのPixel Foldを握った時に、角が丸いTongateの方が握った感触は良いと感じます。
「Tongate for Pixel Foldケース」のスクリーンプロテクターは滑りが悪い!
Tongateは標準で、外側の画面用のスクリーンプロテクターがケースと一体化しています。
わざわざ保護フィルムを別で買う必要もなく、貼り付け作業も不要なので便利ではあります。
ただ、残念ながらこのスクリーンプロテクターは指の滑りが悪いです。
プロテクターといっても透明なプラスチック。ガラスではないので指の滑りは期待できません。かつ指紋も残りやすい。
我慢できないほどでもなく、タッチの反応が悪くなることもないので、プロテクターとしての機能は果たしています。
ただ、このスクリーンプロテクターのせいでTongateのケースの安っぽさが増している気がします。
「Tongate for Pixel Foldケース」のキックスタンドはすごく便利!!だけど。。。
Tongateの最大の特徴でもある「キックスタンド」は非常に便利です。
テーブルや机など、平らな場所ならどこでも使えるので非常に気に入っています。
ただ、このスタンドの開閉はなにかに固定されているわけでもなく、指一本で開閉可能です。
それはそれで便利ですが、ポケットからスマホを取り出す時に、このキックスタンドがポケットに引っかかります。
引っかかるとなかなか取り出せなくなり、強引に引っ張り出そうとすると、スタンドが折れそうで正直怖い。。。
機能は非常に優秀ですが、スタンド本体はパチンっとツメか何かでケースに固定できたら文句なしでした。
「Tongate for Pixel Foldケース」のカメラはレンズカバーは地味にありがたい
男心を謎にくすぐる、Tongateのカメラのレンズカバーの機構。
意図せず滑り落ちてカバーが開く、なんてことはなく。意外とカチカチ開け閉めが出来ます。最初はいるか?と思っていましが、こちらも地味に便利です。
私の車の車載スタンドにスマホを固定する際、カメラのレンズ側が太陽の直射日光に当たって非常に暑くなることがあります。
このカバーがあると直射日光を遮断して、スマホの発熱も多少軽減できるので本当に地味ですが、便利です。
ただ、初めてTongeteのケースを付けてカバーを付けたままカメラを起動した時は、いきなり真っ暗な画面で「え!?なに!壊れた!?」と一瞬パニクったのは内緒です。
「Pixel Foldケース」は結局どっちがおすすめなのか?
「Spigen Pixel Fold ケース」
「Spigen Pixel Fold ケース」は、利便性よりも「堅牢性」を何よりも重視する人におすすめ出来ます。
ただでさえPixel Foldは高いスマホです。修理代も他のスマホとは比較になりません。
普通のアクリルケースや手帳型のケースなど、コスパと利便性重視の防御力が弱いケースでは心もとないです。
そして何よりも「Spigen」は有名な実績のあるブランドで、商品の信頼性も高く、実際に商品自体も安っぽさを一切感じません。
私のように「スマホを落っことす呪い」にかかっている人は、まず「Spigen」のケースを購入候補として上げることをオススメします。
ただ、どうしてもTongateと比べると利便性の面では劣るため、日頃の使い方が選ぶポイントになると思います。
「Tongate for Pixel Foldケース」
「Tongate for Pixel Foldケース」は、Pixel foldをスマホというよりも「タブレットとして使いたい」人に非常にオススメできます。
やはりこの画面サイズのデバイスをケースだけで立て掛けられる、というのは非常に便利です。
ながら作業中に動画を流したり、アプリを使ってパソコンのサブディスプレイするなど。キックスタンドがあるとPixel Foldの使える幅も増えてきます。
「Tongate for Pixel Foldケース」を使った後に「Spigen Pixel Fold ケース」に戻ると、キックスタンドの便利さを非常に感じます。
ただ、やはり堅牢性、つまり丈夫さでいえば確実にSpigenの方が上です。かつ、ブランドとしての信頼性もSpigenに軍配が上がります。
一つのガジェットとしてPixel Foldを使い倒したい人に「Tongate for Pixel Foldケース」はオススメできると思います。
まとめ / Spigenよりも便利!?Google Pixel Foldにオススメのスマホケース
◯画像:
私は今現在「Tongate for Pixel Foldケース」を使っています。やっぱりキックスタンドが便利で、Spigenに戻れないです。
かつ、すでにPixel Foldを床に落っことしました。
ちなみにケースはTongateでしたが、意外とノーダメージでした。
私の不注意で手から滑り落ちる瞬間「あ、終わった。」と悟ったのを今でも覚えています。
「せっかく高い金を払って買ったPixel Foldを使いこなしたい!使い潰したい!」と思うユーザーがどれぐらいいるかわかりません。
ただ、Youtuberでもなく、ガジェットのライターでもない。
一般人がPixel Foldのケースを複数買ってレビューする、なんて変人はなかなかいないと思うので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
以上、有難うございましたm(_ _)m