技術メモ

【.NET Core対応】Visual Studio 2019でインストーラを作成する方法【画像付き】

2021年9月12日

【.NET Core対応】Visual Studio 2019でインストーラを作成する方法【画像付き】

 

どうも、白夜霧(@KiRi_Byakuya)です。

 

今回は「あれ?どうやるんだっけ?」と、毎回調べて作成することの多い、Visual Studioで作成したソフトの「インストーラ」を作成する手順の覚書記事です。

 

 

拡張機能「Microsoft Visual Studio Installer Projects」をインストール

step
1
拡張機能の管理を開く。

拡張機能」→「拡張機能の管理」をクリック。

拡張機能「Microsoft Visual Studio Installer Projects」をインストール1

 

step
2
インストーラをダウンロード

右上の検索ボックスで「installer project」を検索し、表示された「Microsoft Visual Studio Installer Projects」をダウンロードする。

拡張機能「Microsoft Visual Studio Installer Projects」をインストール2

 

step
3
Visual Studioを閉じて、拡張機能をインストールする

拡張機能のダウンロードが完了すると、ウィンドウの下に『変更内容がスケジュールされます。すべての・・・」が表示されるので、Visual Studioを全て閉じる。

拡張機能「Microsoft Visual Studio Installer Projects」をインストール3

 

Visual Studioを閉じると「VSIX Installer」が自動的に起動するので「Modify」をクリック。

拡張機能「Microsoft Visual Studio Installer Projects」をインストール4

 

変更が完了しました」と表示されれば、インスールは完了。

拡張機能「Microsoft Visual Studio Installer Projects」をインストール5

 

 

Visual Studioのインストーラ作成方法

Visual Stadioのインストーラをビルドして生成2

 

step
1
プロジェクトを開く。

インストーラを作成したいプロジェクトを開き、ソリューションを右クリック→「追加」→「新しいプロジェクト」をクリック。

Visual Stadioのインストーラ作成方法1

 

step
2
セットアッププロジェクトを追加

新しいプロジェクトを追加』の検索ボックスに「setup」と入力して出てくる「Setup Project」を選択して「次へ

Visual Stadioのインストーラ作成方法2

 

step
3
プロジェクト名と保存場所を選択

新しいプロジェクトを構成します』で、プロジェクト名とSetup Projectの保存場所を選択して「作成」をクリック。

Visual Stadioのインストーラ作成方法3

 

特別な理由がない限り、保存場所はインストーラを作成したいプロジェクトのフォルダ内を個人的には推奨。

 

step
3
セットアッププロジェクトの追加完了

ソリューションエクスプローラーに「Setup1」が追加されていればOK。

Visual Stadioのインストーラ作成方法4

 

 

Visual Studioのインストーラ『発行元情報』の入力

Visual Stadioのインストーラ『発行元情報』の入力1

 

配布するためにインストーラを作成するので、発行元情報の入力はお忘れなく。

 

追加したSetup Projectを選択すると表示される「Deployment Project Properties」の項目の中から、最低限設定すべき項目は下記の通り。

設定項目

  • Author : 作成者名
  • Manufacturer:製造者名 or 会社名
  • ProductName:製品名
  • RemovePreviousVersions:インストール時に以前のバージョンを削除するかどうか
  • Titile:プロパティ内で確認できるタイトル
  • Version:バージョン番号

 

Visual Stadioのインストーラ『発行元情報』の入力2

 

発行元情報の表示例

(インストール画面)

Visual Stadioのインストーラ『発行元情報』の入力3

 

「アプリと機能」

Visual Stadioのインストーラ『発行元情報』の入力4

 

「プログラムと機能」

Visual Stadioのインストーラ『発行元情報』の入力5

 

インストーラのプロパティ

Visual Stadioのインストーラ『発行元情報』の入力6

 

Visual Studioのインストーラでインストールする『アプリ』を設定する

step
1
ファイルシステムを開く

Setup Projectを右クリック→「View」→「ファイルシステム」をクリック。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリを設定する1

 

step
2
プロジェクトを選択

File Systemの「Application Folder」を右クリック→「Add」→「プロジェクト出力(P)」をクリック。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリを設定する2

 

step
3
プロジェクト出力グループの追加

プロジェクト出力グループの追加」から「プロジェクト」で追加するプロジェクトを選択し、「プライマリ出力」を選択して「OK」をクリック。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリを設定する3

 

ココに注意

  • .NET Coreのフレームワークを使用しているアプリの場合は『項目の公開』を選択して下さい。詳細は「Visual Studio Installer Projects Extension and .NET Core 3.1」を参照。
  • 構成」を(アクティブ)にすると開発環境側で選択している構成に依存するので注意。配布用なので基本は「Release Any CPU」を選択。

 

プライマリ出力 from・・・」がFile Systemに表示されれば、追加するアプリ(インストールするアプリ)の選択は完了。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリを設定する4

 

アプリ以外のデータを追加する方法

step
1
ファイルを選択する

マニュアル用のPDFや、テキストデータ等のデータを追加する場合は、同じく「Application Folder」を右クリック→「Add」→「ファイル」をクリック。

アプリ以外のデータを追加する方法1

 

Add Files」から追加するファイルを選択する。

アプリ以外のデータを追加する方法2

 

step
2
ファイルの追加完了

Application Folder」に追加ファイルがあればOK。

アプリ以外のデータを追加する方法3

 

 

Visual Studioのインストーラで、インストールするアプリの『デスクトップショートカット』を設定/作成する

Visual Studioのインストーラでインストールするアプリの『デスクトップショートカット』を設定する0

 

アイコンデータを追加する

ショートカットアイコンとして使用するアイコンを、リソースデータとして追加します。アイコンデータの変換は、下記のサイトを使用させて貰いました。

 

step
1
プロパティを開く

追加するアプリのプロジェクトを右クリックして「プロパティ」をクリック。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『デスクトップショートカット』を作成1

 

step
2
リソースファイルを追加する

リソース」をクリックし、上の「リソースの追加」→「既存のファイルの追加」をクリック。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『デスクトップショートカット』を作成2

 

step
3
アイコンを選択

既存のファイルをリソースに追加」から、任意のicoデータを追加する。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『デスクトップショートカット』を作成3

 

step
4
アイコンの追加完了

リソース画面に指定のアイコンが追加されたらOK。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『デスクトップショートカット』を作成4

 

デスクトップに作成されるショートカットを追加する。

step
1
新しいショートカットの作成

File System」からUser's Desktop」をクリックしてから、ファイルシステムの右側画面で右クリック→「新しいショートカットの作成」をクリック。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『デスクトップショートカット』を作成5

 

step
2
アプリを選択

Select Item Project」の「Lock In:」にて「Application Folder」を選択し、表示された「プライマリ出力 from...」をクリックして右下の「OK」をクリックする。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『デスクトップショートカット』を作成7

 

プライマリ出力 from ...」が表示されない場合は、追加するアプリのプロジェクト側で、指定の構成でビルドされていない可能性があります。

 

step
3
ショートカットの名前を変更

右側に「Shortcut to プライマリ出力 from...」が追加されれば、ショートカットの追加は完了です。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『デスクトップショートカット』を作成8

 

ただし、このままだとインストール後に、この長い名前のまま、デスクトップにショートカットが作成されます。「Shortcut to プライマリ出力 from...」のプロパティの「Name」をアプリの名前に変更して下さい。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『デスクトップショートカット』を作成9

 

Name」を変更すると「File System」側も表示が変わります。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『デスクトップショートカット』を作成10

 

ショートカットにアイコンを設定する

step
1
プロパティを開く

User's Desktop」の「Shortcut to プライマリ出力 from ...」を選択し、プロパティウィンドウの 「Icon」から「Browse...」をクリック。

ショートカットにアイコンデータを設定する1

 

step
2
Browseを開く

File name:」の横の「Browse...」をクリック。

ショートカットにアイコンデータを設定する2

 

step
3
アイコンファイルを追加

Look in:」を「Application Folder」に選択した「Add File」をクリック。

ショートカットにアイコンデータを設定する3

 

Add Files」から、使用するアイコンファイルを選択。

ショートカットにアイコンデータを設定する4

 

step
4
アイコンファイルを選択

選択したアイコンファイルを選択(クリック)して「OK」を押す。

ショートカットにアイコンデータを設定する5

 

追加されたアイコンファイルを選択(クリック)して、「OK」を押すとアイコンの設定は完了です。

ショートカットにアイコンデータを設定する6

 

 

Visual Studioのインストーラで、インストールするアプリの『スタートメニュー』を設定/作成する

Visual Studioのインストーラでインストールするアプリの『スタートメニュー』を設定する0

 

スタートメニューにアプリのショートカットだけでいい場合は、フォルダーを作成する必要はありません。

 

step
1
フォルダを追加する

User's Programs Menu」を右クリック→「Add」→「Folder」をクリック。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『スタートメニュー』を設定する1

 

step
2
フォルダの名前を変更する

追加フォルダの名前を変更して下さい。フォルダ名は発行元情報の「Manufacturer」と同じを推奨。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『スタートメニュー』を設定する3

 

step
3
ショートカットを追加する

追加したフォルダの中にショートカットを作成する。作成方法はデスクトップの時と同じ方法です。

 

追加したフォルダを選択して、右側の画面で右クリックをして「新しいショートカットの作成」をクリック。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『スタートメニュー』を設定する4

 

Lock in:」を「Application Folder」にして、「プライマリ出力 from...」を選択して「OK」をクリック。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『スタートメニュー』を設定する5

 

step
4
ショートカットの名前を変更する

デスクトップの時と同じように、右側にショートカットが追加されていればOK。アイコンの変更とNameの変更もお忘れなく。

Visual Stadioのインストーラでインストールするアプリの『スタートメニュー』を設定する7

 

KiRi

操作マニュアルのデータのショートカットも、同じ方法で追加可能です。

 

 

Visual Studioのインストーラをビルドして生成

ソリューションエクスプローラーに表示されている、Setup Projectを右クリックして「ビルド」(またはリビルド)を実行。

Visual Stadioのインストーラをビルドして生成1

 

出力画面に「0 失敗」と表示されれば、インストーラ作成成功です。

Visual Stadioのインストーラをビルドして生成3

 

成功するとインストーラが生成されます。

Visual Stadioのインストーラをビルドして生成2

 

 

おまけ / exeファイルのアイコンを設定する

step
1
プロジェクトのプロパティを開く

アイコンを設定するプロジェクトの右クリック→「プロパティ」を開く。

exeファイルのアイコンを設定する / visual stadio installer project

 

step
2
アイコンを選択する

アプリケーション」の「アイコンとマニフェスト」のラジオボタンを選択し「アイコン」の「参照」ボタンをクリック。

exeファイルのアイコンを設定する2 / visual stadio installer project

 

設定する「アイコンファイル(.ico)」を選択して完了。

exeファイルのアイコンを設定する4 / visual stadio installer project

 

プロジェクトをビルドすると、作成されたexeファイルのアイコンが、指定のアイコンになる。

exeファイルのアイコンを設定する5 / visual stadio installer project

 

参考になったらポッチとお願いしますm(_ _)m


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  • この記事を書いた人

白夜霧

現役のIT土方・社畜・カフェイン中毒者。趣味のために生きる。サラリーマンの雑記ブログ。さり気なくYouTuberデビューしました\(^o^)/

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