どうも白夜霧(@KiRi_Byakuya)です。
ノリと勢いで購入したと言っても過言ではないアルミフライパン(アルミパン)。
気づけば購入してから5年目!
もちろん買い換えることもなく、今でも現役バリバリで我が家で活躍しています!
この記事ではほぼ毎日自炊している人間が、約4年間同じフライパンを使い続けて感じたリアルな感想と評価をご紹介します。
そして4年間同じフライパンを使い続けているからこそ、オススメできるアルミパンをご紹介します!
この記事でわかること
- アルミパンを使って感じたメリット・デメリット
- オススメのアルミパン
- 実際にアルミパンのお手入れっている?
この記事は、あかぎれて荒れた手で毎日仕事をして、ほぼ毎日皿を洗っているこの手に誓って作成しております。
目次
アルミパンの購入経緯
- 一人暮らしを始めた頃に買ったテフロン加工のフライパンの取っ手が折れる。※¥980 / 24cm / 使用年数:約4年
- 使ってみたかった鉄かアルミのフライパンを購入することを決意し、特長をググる。
- 鉄の方は手入れが面倒、かつ放置していると錆びるらしく少し不安。
- 結局「パスタばっか作って食ってるし、アルミで良いや。」という安易な気持ちで購入。
購入したアルミフライパン(アルミパン)
個人的な購入条件
- よほどの事がない限り取っ手が折れないヤツ!
- サイズは24cm!
私の場合、サイズは前に使っていたフライパンと同じサイズのものを選択しました。
「一人前の量を作るだけ。」ならもう一サイズ小さくてもいいかもしれません。
「料理を勉強して誰かに振る舞いたい!」という人は、同じ24cmぐらいあった方が色々と使い勝手がいいと思います。
そもそもアルミパンは普通のフライパンと何が違う?
- その名の通り材質がアルミ。
- 熱伝導率が良く、食材に火が通りやすい反面、高温調理には向かない。
- 表面に一切のコーティングがないため、食材がくっつきやすい。
素人の私でもはっきり言えるのは「アルミパンはオールラウンダーではありません。」
フライパンとは言え、アルミパンは独自の特徴があり、その部分が不安でなかなか購入に踏み切れない人が多いと思います。
そんな方はぜひ、この記事の『使ってみた感想』を読んで検討して見て下さい。
アルミパンを約4年間使ったみた感想
○火の通りが良く、肉が柔らかく焼ける。(気がする)
熱伝導率が良いため、テフロン加工のフライパンに比べて肉の表面に焼き目がつくのが早く、中まで火を通すために焼きすぎて肉が固くなる、ということはほぼありません。
◎にんにくの火の通りが分かりやすい。
やり方の問題でもあるとは思いますが、ペペロンチーノなどを作る時、オリーブオイルでじっくりとニンニクに火を通して、香りをオイルに移す作業でテフロン加工のフライパンよりも焦げにくい?気がします。
テフロン加工のフライパンで同じように弱火でにんにくを炒めると、以外と時間がかってしまい、うっかり目を離してニンニクを焦がしてしまう事がしばしば・・・。
同じ弱火でもアルミの場合熱伝導率が高く、かつ温度の上昇が緩やかなので、弱火であればそうそう失敗するほどニンニクを焦がすことはありませんでした。
◎「銀色」の意味は確かにある。
アルミパンの利点をネットで調べると『パスタを作る時のソースの量や色が分かりやすい』というレビューをよく見かけます。
今まで使ったことのあるフライパンは鍋底が黒やグレー。正直言って「色なんて関係あるのか?」と、使う前は半信半疑でしたが使ってみると「なるほど」と納得しました。
乳化の際に入れる茹で汁の量やパスタとソースを絡める時など「こんなもんだろう」という判断がなんとなくだけど分かりやすいです。
かつ、若干理由が被ってしまいますが、弱火でニンニクに炒める際の火の通り具合がものすごく分かりやすいです。
鍋底が黒いものと比べると、これは本当に雲泥の差だと思います。
○手入れが意外とラク。
アルミなので錆びない。正直これに尽きます。
ただしあまりにも放置しすぎると、黒ずみなどの原因になるので注意して下さい。
私自身かなり大雑把な性格なので、雑に扱うことも多々ありますが、約4年間今のところ本当にメンテナンスフリーです。
×アルミパンは言うほど「軽く」はない!
「アルミパンは軽い!」と書いてあるネットの記事をよく目にしますが断言します、軽くはないです。確実にテフロン加工のフライパンのほうが軽いです。
確かに24cmというサイズを考えると「軽い」という判断になるのかもしれませんが、日常的にテフロン加工のフライパンを使っている人なら持った瞬間に「重っ!」と感じるはずです。
「軽いから女性の力でもあおりやすい!」とか書いてある記事もありますが「それはちょっとどうなんだ?」と疑問に思います。
実は同じ24cmの鉄のフライパンも所有していますが、たしかに『同じサイズの鉄のフライパン』と比べたら軽いです。
私としては「アルミパンは(同じサイズの鉄のフライパンに比べたら)軽いから女性の力でもあおりやすい!」と思います。
×業務用は取っ手が熱い!
これは私が購入したアルミパンが取手の部分も「アルミむき出し」のため発生している問題ですが、調理中は熱くなって素手では持てません。
調理中は写真のように布越しに取っ手を握って調理しています。
購入前から熱くなって持てなくなることを承知の上で購入しましたが、いまだに若干後悔しています。
取っ手が木製のアルミパンもあるので、火傷したくない人はこっちがオススメです。
ただし、取っ手が木製のアルミパン場合は、そのままオーブンに入れて調理することが出来なくなると思います。購入の際はよく商品説明をご確認下さい。
× 食材がくっつきやすい。
アルミパンの特徴とも言えますが、肉は非常にくっつきやすいです。
多めのバターやオイルでソテーする程度なら問題はないと思います。
ただ、テフロン加工のフライパンと同じ感覚で焼くと、肉が表面にくっついてエライ事になり、剥がす頃にはボロボロになって無残な姿になってしまいます。
肉や魚が焦げて張り付いてしまった場合は、水を入れて沸騰させればほとんど取れてしまうので安心して下さい。
私は貧乏性なので、焦げて張り付いてしまった時は水とコンソメを入れてスープを作ります。
×表面が傷つきやすい。
アルミは金属として柔らかい特徴を持っており、私が購入したアルミパンなど、表面に特別なコーディングが一切ないアルミパンは大変傷つきやすいです。
そのため金属製のフライ返しやトングは基本的に使わない方がいいです。
ただ、傷つきやすい反面、手入れの際は金属のたわしで擦ってOK。むしろ「削って消せ!」が公式なデフォルトらしいです。
アルミパンを使って実際に作った料理の写真
貧乏飯ばっかですんません(;´∀`)
アルミパンの口コミ
今までテフロン加工のフライパンを使っていましたが、テフロンがはげてきたので、以前から使ってみたかったアルミ製に買い換えました。
重いのかと思ったけどそれほどでもなく、焦げ付きやすいのかと思ったけどちゃんと油をひいて熱すれば大丈夫。熱伝導がいいのか、温まるのが早いです。
これまで小さい普通のフライパンでパスタを作っていましたが、思いきって購入。
思ったよりもずしっとしていたのが印象的。
弱火でもしばらくたつと取っ手が熱くなります
モチベーションもあがり満足です。
まとめ&オススメのアルミパンは?
テフロン加工のフライパンと比べると使い勝手の面だけで言えば、はっきり言ってデメリットが多いです。
ここまで読んでくれた方であれば、アルミパンは特性上「オールラウンダーではない」ということは、ご理解頂けたと思います。
約4年間、物は試しにと適当に色々な料理をアルミパンで作ってみましたが、炒め物にはマジで一切向きません( ゚д゚ ;)「”ほぼ”パスタ専用」として使うのが正しい使い方だと思います。
ただ同じ食材や料理でも、素人でも感じ取れるぐらいテフロン加工のフライパンとは違った出来になり、それを一つ一つ発見することがとても楽しいです。
特性さえわかっていれば、調理に関して苦には感じません。
今のところ私としては買って後悔なし!そして約4年間、同じアルミパンを使い続けられているので耐久性はほぼ心配いらずだと思います。
使い勝手を考えれば、木製の取っ手のアルミパンの方がオススメです。
見た目も本格的に行きたい!って人は私と一緒にカッコつけましょう(・∀・)
以上、ありがとうございましたm(_ _)m