どうも、白夜霧(@KiRi_Byakuya)です。
その表情と愛らしさに心が奪われて購入した「ねんどろいど」。『フィギュアは増殖する。』という名言の通り、私の部屋のねんどろいども見事に増殖して行きました。
当時は「初音ミク系」ならとりあえず買ってました・・・。
ただ数年間、狭い部屋の一角を占領し、増殖してきてフィギュアも、年を取るごとに飽きを感じてきてしまい、ホコリをかぶったまま放置するのも心苦しいので売却を決意。
流石に数年間所有していたので愛着もあり、ホコリまみれは可愛そうなので、売却前に持っているフィギュアをすべて手作業で洗いました。
今回はその作業を通じて、フィギュアを洗う際に準備した方がいいもの。気をつけるべき注意点などを記事にまとめてみました。
この記事でわかること
- フィギュアの洗い方
- フィギュアを洗う時に注意すべきこと
- フィギュアを洗う時に準備すべき便利アイテム
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目次
【結論】フィギュアは水洗いが基本!洗うの意外と簡単!だけど・・・
フィギュアを洗うのは簡単です。
ただ一つ言えるのは、洗うフィギュアが多ければ多いほど、時間がかかります。
今回の作業ではフィギュアを水洗いするため、最終的にフィギュアを乾燥させる必要があります。後ほど詳しく記載しますが乾燥は「自然乾燥」が基本です。
熱に弱いフィギュアをドライヤーで乾かそうとすると、形が変形してしまう可能性があるので絶対にやめましょう。
洗う作業も全て手作業なので、思ったよりも結構手間がかかります。
私は在宅勤務中のスキマ時間を使いながら、30~40体+αぐらいの数のねんどろいどを全て洗うのに、約1週間ぐらいかかりました(;´∀`)
フィギュアを水洗いする前の簡易的なお掃除方法
そもそも「フィギュアを水につける」のは本当に大丈夫?
少なくとも、国内のフィギュアのほとんどが耐水性のある素材や塗装が使われています。そのため、フィギュアを水につけても全く問題ありません。
ただし、熱湯につけるとフィギュア本体が変形したり、塗料が溶けて色落ちしてしまう可能性があるので注意してください。
後ほど詳しく解説しますが、フィギュアを水洗いするときは「ぬるま湯」を使いましょう。かつ、乾かすときは必ず「自然乾燥」させましょう。
フィギュアの軽い汚れは「ウェットティッシュ」と「エアダスター」
フィギュアの洗い方としては、水洗いがメジャーな方法です。
ただ、水洗いはフィギュアが長い間飾りっぱなしでホコリをかぶっていたり、表面にベタつきがあるフィギュアに対する洗浄方法です。
軽い汚れなら『ウェットティッシュ』で拭き取るだけでも全然OKだと思います。
ホコリは『エアダスター』で取り除くのも全然ありです。
ただ、スプレー缶のエアダスターは消耗品なので、ガスが切れたら毎回ゴミに出す必要があります。
エアダスター機能を搭載した「ハンドクリーナー」なら充電だけでOKなので、こまめにホコリを取りたい人にはオススメです。
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フィギュアの色移りは、綺麗な『消しゴム』で軽く擦ると取れます。
ココに注意
フィギュアのほこり掃除は「ジェルクリーナー」がマジで最適!
「水洗いは流石に面倒くさい・・・」と思う人は、ジェルクリーナー(キーボードクリーナー)を試してみて下さい。
キーボードや車内の掃除でメインに使うことが多いジェルクリーナーですが、フィギュアとの相性はバッチリです。
ホコリだけならジェルクリーナーで十分キレイにキレイになるので、ぜひ面倒臭がりな人は試してみて下さい。
ホコリだけでなく、フィギュアがベタつくようなら、頑張って水洗いしましょう。
フィギュアについた「ほこり」や「べたつき」を水洗いする時の注意点!
そもそもフィギュアがべたついてほこりがつく原因は?
フィギュアがべたついてホコリがつく主な原因は、材料に含まれている「可塑剤(かそざい)」が原因と言われています。
可塑剤とは、ある材料に柔軟性を与えたり、加工をしやすくするために添加する物質のことです。 可塑剤は主に、塩化ビニル樹脂(塩ビ)を中心としたプラスチックを軟らかくするために用いられ、そのほとんどが酸とアルコールから合成される化合物(一般にエステルといわれるもの)です。
フィギュアの材料に加えることによって、材料が柔らかくなり加工がしやすくなるため、可塑剤は使用されています。
ただ、デメリットとして可塑剤は「時間が経過すると材料の表面から蒸発してしまう」という性質があります。
これがフィギュアのべたつきの原因であり、ほこりがついてしまう要因となっています。
フィギュアの経年劣化はもちろんですが、新品や箱に入れたままのフィギュアでも、可塑剤は温度変化によって蒸発してしまいます。
なので、フィギュアはできる限り直射日光が当たらない場所に置きましょう。
フィギュアを掃除するときは、可能な限り「分解」する
フィギュアを水洗いする時は、可能な限りパーツをバラバラに分解しましょう。バラバラの方が隅々まで洗いやすくキレイになります。
分解せずにフィギュアを洗うと、関節部分や細かい溝に水がたまり、なかなか乾かないので自然乾燥に時間がかかります。
もちろん接着されている部分まで外す必要はありません。脱着可能な部分はできる限り外して、フィギュア単体としてではなく、各パーツごとに洗浄しましょう。
ココに注意
長年飾りっぱなしのフィギュアの場合、パーツ同士が癒着してしまって取れない場合があります。
その場合は無理に外さず、きっぱり諦めましょう。癒着してしまったパーツを外そうとすると、パーツが折れたり塗装が剥がれてしまう可能性があるので、無理そうならきっぱり諦めた方が懸命です。
無理に外そうとすると悲しいことになります。※実体験あり
『色落ちの可能性』は捨てきれない。
日本で販売されているフィギュアのほとんどは、耐水性のある素材で出来ており、水洗いは問題ありません。
ただ、プラスティック製のフィギュアの場合、塗装が剥がれてしまう可能性があります。
かつ、耐水性のある素材でも、経年劣化による変化もあるので「水洗いによる色落ちは、絶対ない!」という保証はありません。
水洗いする際は、ガチャガチャと適当に洗ったり、激しく擦ったりしないように注意して下さい。
「金属パーツ」は洗わない!
「言われなくてもわかるわ!!」という話ですが、金属パーツは錆びるので水洗いする際は外しましょう。
フィギュアの水洗い後は乾かし方は必ず「自然乾燥」
水洗いしたフィギュアは、必ず自然乾燥で乾かしましょう。横着してドライヤーで乾かそうとすると、フィギュアが変形する可能性あります。
水洗いしたフィギュアは柔らかいタオルで水気を軽く拭き取り、あとは風通しのいい場所で自然乾燥させましょう。
タオルではなく、ティッシュで拭き取るのもありですが、ティッシュの繊維がフィギュアに付着する可能性があります。
水分を拭き取るのであれば繊維の目立たない『キムワイプ』がオススメです。
フィギュアを水洗いするなら夏!冬はマジでやめとけ!
ぶっちゃけ「冬は寒いから、水洗いはキツイ」という単純な話でもあります。
ただ、フィギュアを持っている人ならわかると思いますが、冬になると材質的にフィギュアが固くなり、弾力性があると思って触ると「ポキっ」折れてしまうことが”珍しくありません”。
フィギュアの水洗いは温かい季節、できれば夏に行いましょう。
フィギュアの掃除・水洗いする時に準備するもの/おすすめクッズ
ここからは、フィギュアを水洗いする際に準備した方がいいものをご紹介します。
フィギュアのほこりを取り除く「除電ブラシ」
必ず必要なものでありませんが、日頃の掃除や洗う前の埃取りに使用できるブラシ。
ティッシュで拭き取ると繊維が残ったり、ウェットティッシュだと乾かす必要が出てきますが、ブラシならその心配はありません。
かつ、除電(静電気除去)をしてくれるブラシなら、パソコンモニターのホコリ取りにも使えます。
より専用のものだと、フィギュア(模型)向けのタミヤ『モデルクリーニングブラシ 静電気防止タイプ』が高評価で人気商品です。
フィギュアがすっぽり入るぐらいの容器(洗面器)
洗い方は後ほど詳しく解説しますが、フィギュアをぬるま湯(+洗剤)につけ置き洗いするので、ちょっと深めの容器を準備しましょう。
つけ置きなので、出来る限りフィギュアがすっぽり入るサイズの容器がオススメです。洗うフィギュアが大きい場合は、バケツでもいいと思います。
フィギュアを水洗いする時は絶対に「中性洗剤」
使用する洗剤は中性洗剤、身近なもので言えば「食器洗い用の洗剤」です。もしくは「ハンドソープ」や「洗顔料」でもOKです。
重要なのは「中性」の洗剤を使うこと。
酸性洗剤で洗うと、色落ちしたりフィギュアの素材に何らかの影響がでる可能性があるので、絶対に使わないで下さい。
私は試していませんが「フィギュアを洗うならダブが一番いい!」という話を昔からよく聞くので、日頃からダブのボディーソープや洗顔料を使っている人は試してみて下さい。
スポンジ
フィギュアがベタついている場合は、少し擦り洗いが必要になります。使うスポンジは出来る限り柔らかいスポンジを準備しましょう。
食器洗い用のスポンジでも問題ないと思いますが、食器洗い用のスポンジは硬いものもあるので、購入の際は注意して下さい。
『メラニンスポンジ』は絶対に使わないで下さい。塗装が剥がれます。
フィギュアのほこりやべたつきを掃除する時は、必ず「ぬるま湯」
つけ置き洗いで使用するための「ぬるま湯」。
温度は35度ぐらいでOK。水でもOKですが、できればぬるま湯の方が汚れが落ちやすいです。
なお、先程も記載しましたが「熱湯」は絶対に使わないで下さい。
熱湯だとフィギュアが熱で変形してしまったり、塗装が溶けてしまう可能性があるため、必ずぬるま湯を準備しましょう。
フィギュアの洗い方/水洗いから乾燥までの手順
1.可能な限りフィギュアのパーツを外す
出来る限りフィギュアを分解します。
先程も記載した通り「本来は外れるはずなのにはずれない!」という部分があった場合は、潔く諦めましょう。無理をしても悲しいことになるだけです。
2.中性洗剤を溶かしたぬるま湯にフィギュアを漬ける
あまり洗剤を入れすぎると、洗い流すのに時間がかかるので1:5(洗剤:ぬるま湯)ぐらいの配分が丁度いいです。なお、つけ置きなので泡立てる必要性はあまりありません。
つけ置きする時間は大体10~15分。もちろんもっと長くつけておいても問題ありませんが、長くても30分ぐらいで十分だと思います。
3.軽くスポンジや手でもみ洗い
ぬるま湯につけたまま、柔らかいスポンジや指の腹で汚れを落としましょう。
フィギュアのベタつきはここで落とします。ただし、強く擦り過ぎると塗装が剥がれるので注意して下さい。
4.流水で洗剤をしっかり洗い流す
つけ置きが終わり、汚れが落ちたらしっかり洗剤を流水で洗い流しましょう。
細かいパーツを流水で洗い流す時は、排水溝にパーツが流れ込まないように注意しましょう。
5.タオルで水気を拭き取り「自然乾燥」させる
洗剤を洗い流したフィギュアの水気をタオルで軽く拭き取り、各パーツを間隔を空けながら机の上に置き、風通しの良いところで自然乾燥させましょう。
ココに注意
「ねんどろいど」を洗う場合、共通パーツが多いので「何体か一緒に洗ってしまおう!」と思う人も多いと思います。つけ置きの段階で、複数体を一緒の容器で洗ってしまうと、どれがどのパーツだったのか、マジでわからなくなります。
どんなに多くても2~3体ぐらいに留めた方が良いです。特に初期の「雪ミク」だと、もはや判別不能になります。
まとめ / フィギュアを水洗い・正しい洗い方と注意点
この記事をまとめると。。。
フィギュアの洗い方(まとめ)
- フィギュアを水洗いするなら絶対に「中性洗剤」を使え!
- フィギュアを水洗いするなら夏!!冬はダメ!
- フィギュアは必ず自然乾燥!
洗うフィギュアの数が多いと結構時間がかかりますが、年に1回ぐらいは洗ってあげもいいと思います。
以上、有難うございましたm(_ _)m
【1万円超え】箱なしフィギュアとアニメクッズを『フィギュア買取ネット』で売ってみた。
今回はフィギュアやアニメクッズ、コスプレクッズなどを買い取ってくれる『フィギュア買取ネット』の取引の流れを記事にしてみました。ホコリを被っているフィギュアや、ダンボールに詰まってしまいっぱなしのアニメクッズの処分や売却を返答している人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
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