どうも、白夜霧(@KiRi_Byakuya)です。
今回は、以前から購入を躊躇していた『ロボット掃除機』を購入し、数ヶ月間使ってみたレビュー記事となります。
「一人暮らしにロボット掃除機は必要なのか?」「一人暮らしの部屋では持て余してしまうのではないか?」「結局使わなくなってしまうのではないか?」などなど。
色々と考えていましたが、転職からの引っ越しを機に、勢いで購入してはや約3ヶ月以上。
現在では個人的「2023年買って良かったものランキング」堂々の1位に君臨しています。
「自分が部屋にいない間に、勝手に掃除をしてくれる。」この快適さを知ってしまうと、もうロボット掃除機を持ってない頃には戻れません。
ただ、逆にこれにピンと来ない人は、極論かもしれませんが「ロボット掃除機」を購入するのはちょっと考えた方がいいかもしれません。
後ほど詳しく記載しますが万人受けではあるものの、完璧万能家電ではなく、使うにはそれなりの準備が必要です。
その準備で挫折するようだと、ロボット掃除機を持て余し、ホコリを被ったただの置物になってしまいます。
この記事を参考に「一人暮らしの自分にとって、ロボット掃除機は本当に必要か?」を判断する材料になれば幸いです。
目次
- 1 【結論】ロボット掃除機はキレイな部屋を維持するための「きっかけ」に最適!ただし準備は大変!?
- 2 商品スペック / ロボット掃除機『Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+』
- 3 ロボット掃除機『Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+』外観とパッケージ内容
- 4 他のロボット掃除機と比較『Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+』
- 5 「気になるけど・・・」という人は「ロボット掃除機」をレンタル!
- 6 一人暮らしで「ロボット掃除機」使って感じた『メリット』
- 7 一人暮らしで「ロボット掃除機」使って感じた『デメリット』
- 8 口コミと評価 / ロボット掃除機『Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+』
- 9 まとめ
【結論】ロボット掃除機はキレイな部屋を維持するための「きっかけ」に最適!ただし準備は大変!?
まず、日頃から部屋の掃除をせず、床にものが散乱しているような人は、購入する前に部屋をしっかり掃除して下さい。
「何を言ってるんだ?こいつは?」と思われるかも知れませんが、まずはそれができないとロボット掃除機は使えません。
ロボット掃除機と言っても、詰まる所「自動ゴミ収集+床拭き機」です。床に直置きされている服やおもちゃ、本や小物を片付けてくれるわけではありません。
ロボット掃除機をしっかり活用するには、一度部屋をしっかりキレイにして、かつ普段床に直置きしている物を片付けて、整理整頓する必要があります。
この段階で「ヤダ。めんどくさい。」と思う人は、購入はやめた方が良いかもしれません。
ただ、これを機会に「キレイな部屋を維持する習慣を身につけたい!」と思う人は、ロボット掃除機がそれを自動で手伝ってくれるので、非常にオススメです。
かつ、一度準備を整えてしまえば、後はロボット掃除機が勝手に掃除をしてくれるので、非常に楽です。正直、半分好奇心で購入した面もありますが、ここまで便利とは思いませんでした。
「自分の時間を大切にしたい」「掃除をできるだけ楽にしたい!」「面倒なことは自動化したい!」という人は、ぜひ一人暮らしでも持て余すことのないガジェットなので、ぜひオススメです。
商品スペック / ロボット掃除機『Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+』
メーカー名/ブランド名/型番 | Anker / eufy / T2182 |
吸引力 | 最大3200Pa |
掃除音 | 約52db(電子レンジと同じぐらい) |
水拭き | 水量調整にできる水拭きが可能。 |
WiFi / 音声操作対応 | AlexaやGoogleアシスタントで音声操作可能 |
ナビゲーションシステム | iPath レーザー・ナビゲーション |
乗り越えられ段差 | 約2cm |
ダスト容量 | 3L |
水タンク容量 | 200ml |
本体サイズ | 約35×35×10cm 約3.3kg |
ステーションサイズ | 約39.4×24.5×22.0cm 約3.6kg |
ダストバッグ交換目安 | 2ヶ月に1回 |
保証期間 | 最大24ヶ月 |
- 掃除はゴミ捨てまでお任せ:本体のゴミを自動でゴミ収集ステーションに集めるため、約2ヶ月間 (※1) お手入れ不要です。抗菌・消臭加工ダストバッグ (※2) を採用し、直接手を触れずにお手入れできます。さらに、収集頻度を3段階からお好きな回数に設定でき、ゴミ収集時の動作音をコントロール可能です。※1 Anker調べ。日数は目安です。清掃環境によって異なることがございます。 ※2 第三者機関の試験結果(24時間以内)に基づく
- 吸引も水拭きもこれ1台:約45%アップした最大3200 Paの吸引力で、カーペットの奥のゴミやほこり、ペットの毛まで吸引。吸引力を4段階に調整することで、しっかり掃除したい時は吸引力を上げ、静かにしたい時は吸引力を下げることができます。水拭きタンクは3段階の水量調整が可能なため、ゴミや汚れの状況に合わせ最適なモードを選ぶことができます。
- リアルタイムに障害物を認識:独自のiPathレーザーナビゲーションにより、リアルタイムで部屋の形や障害物を認識・マップを作成するため、複雑な間取りでも漏れなく掃除できます。また、3フロア分のマップを保存でき、部屋ごとに吸引力・水拭き水量や進入禁止エリアのカスタム設定も可能です。
- アプリ操作 & 便利な機能:掃除の開始・終了 / スケジュール設定 / 進入禁止エリアの設定 / スポット清掃 (指定エリアに直行しピンポイントに清掃) / カスタマイズ清掃 (清掃プランを部屋ごとに設定) / 音声コントロール (Amazon Alexa / Googleアシスタント対応) / 静音設計 (電子レンジと同程度の静かさ:約52dB) / 自動充電機能 (充電残量が少なくなると自動で充電ステーションへ戻り、掃除を再開) / チャイルドロック (お子さまやペットが触れた際の誤作動を防止) / 段差乗り越え (厚さ20mmまでの段差を乗り越え)
- パッケージ内容:Eufy RoboVac L35 Hybrid+、自動ゴミ収集ステーション、交換用ダストバッグ (抗菌・消臭加工あり)、電源コード (※)、交換用サイドブラシ (×2)、交換用フィルター、清掃ツール、交換用モッピングクロス、防水パッド、取扱説明書、クイックスタートガイド、最大24ヶ月保証 (※正規販売店からの注文に限り18ヶ月保証の対象となり、条件付きで+6ヶ月の延長保証が付きます。詳細は「出品者のコメント」をご確認ください。注文番号が保証書の代わりとなります。)、カスタマーサポート
引用: Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+/ Amazon
ロボット掃除機『Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+』外観とパッケージ内容
届いたときの第一印象。でっか。
ゴミ収集ステーションが付属していない場合は、ノートパソコンの箱ぐらいかな?
自動ゴミ収集ステーション
ゴミ収集ステーションの見た目はまさに「ゴミ箱」。色はマットブラックでテカリなし。
高さは約40cmぐらい。幅は約22cmぐらい。
ゴミ収集ステーションは「ロボット掃除機からゴミを吸引」+「ロボット掃除機の充電」が仕事なので、裏側にはコンセント用のくぼみがあります。
上蓋を開けると中はこんな感じ。ゴミを溜めるダストバッグが入るスペースになっています。
上蓋を開けた状態だと更にゴミ箱感が増す。
ダストバッグは2個付属していました。もちろんAmazonで追加で購入可能です。
ダストバッグの取り付けは、ステーションの穴を合わせるように、上からはめ込むように入れるだけで簡単。
ロボット掃除機本体
ロボット掃除機もまぁまぁでかい。
色は紺色と黒のグラデーション。上面はガラスで安っぽさなし。質感良し。てかカッコいい。
大きさは直径約32cm。高さは約8.5cmぐらい。写真のイメージよりもでかい。
裏面はこんな感じ。虫感がなくてなんとなく◯
灰色の部分は水拭き用のクロス(正式名:モッピングクロス)。取外し可能。
クロスはマジックテープで張り付いているだけなので、洗濯可能。
ダストタンクと水タンクは本体から取り外し可能。白いのはゴミ吸引用部分のフィルター。
付属品
付属品はこんな感じ。
付属品
- サンドブラシ(左右2個ずつ)
- 交換用フィルターx1
- モッピングクロス(本体に取り付けてある物を含めて)2枚
- 清掃ツール
- 防水パッド
- 交換用ダストバッグx2
- 電源コード
- 取扱説明書
- クイックスタートガイド
サンドブラシは左右は色違いになっており、わかりやすい。
防水パッドは水拭き用のパットを取り付けているときに、ステーションに取り付けておく必要があります。※水拭きをしないなら取り付け不要。つけっぱなしでもOK。
清掃ツールは正直使い所がわからん。
取扱説明書
クイックスターガイドと取扱説明書。この手のものは最近ネットでダウンロードが主流ですが、紙であるとそれはそれでありがたい。
もちろん日本語。
他のロボット掃除機と比較『Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+』
『Anker Eufy RoboVacn』には、色々なシリーズのロボット掃除機のラインナップがあります。
ロボット掃除機「L35 Hybrid+」と「L35 Hybrid」の違い
L35 Hybrid+ | L35 Hybrid | |
吸引力 | 3200Pa | 3200Pa |
静音性 | 約52dB | 約52dB |
ダスト容量 | 200ml | 330ml |
水拭き | 可能 | 可能 |
水タンク | 200ml | 200ml |
ゴミ収集 | ステーションあり | ステーションなし |
本体サイズ | 約35×35×10cm 約3.3kg | 約35×35×10cm 約3.3kg |
ステーションサイズ | 約39.4×24.5×22.0cm 約3.6kg | - |
値段 | ¥69,990 | ¥ 49,990 |
ロボット掃除機「L35 Hybrid+」と「L35 Hybrid」の違いは、単純に「ゴミ収集ステーションの有無」だけではありません。
自動ゴミ収集ステーション・ダストバッグの付属とダスト容器の設計が異なります。「L35 Hybrid+」には自動ゴミ収集ステーションと消臭効果加工済みのダストバッグが付属するほか、ステーション接合部の設計上、ロボット掃除機本体のダスト容器の容量が200mlとなります。「L35 Hybrid」には充電ステーションが付属し、ダスト容器の容量は330mlとなります。
引用:商品スペック / Q&A
私が購入したロボット掃除機「L35 Hybrid+」よりも「L35 Hybrid」の方が本体のダスト容量(ゴミを溜めるタンクの容量)が大きいです。
「L35 Hybrid+」はゴミ収集ステーションがあるため、ダスト容量を意図的に小さくしているようです。
『だったら安い「L35 Hybrid」で十分じゃん。』という意見もわかりますが、ゴミ収集ステーションには約2ヶ月分のゴミが溜められます。
ゴミ収集ステーションがない分「L35 Hybrid」はゴミを捨てる頻度が多くなり、せっかく掃除を自動化したにも関わらず、その利点を最大限まで発揮できません。
「ゴミ収集ステーション」はあとから追加で購入可能
ゴミ収集ステーションは別途購入が可能です。
つまり、ゴミ収集ステーションがないロボット掃除機「L35 Hybrid」を購入したあとに「やっぱりゴミ収集ステーションが欲しい!」という人でも、こちらを購入すればOKです。
ロボット掃除機「L35 Hybrid+」と「ルンバ コンボ j7+」の違い
言わずと知れたロボット掃除機会では一番メジャーな「iRobotのルンバシリーズ」。現時点(2023年5月)の最新機種とスペックを比較して見ます。
L35 Hybrid+ | ルンバ コンボ j7+ | |
稼働時間 | 145分 | 75分 |
メインブラシ | サンドブラシ | ゴムブラシ(2本) |
水拭き | 可能 | 可能 |
おすすめの間取り | 3フロア(約3部屋?) | 5部屋以上 |
ゴミ収集 | ステーションあり | ステーションあり |
ダストバッグ交換目安 | 約2ヶ月に1回 | 約1年に1回 |
値段 | ¥69,990 | ¥ 159,800 |
ルンバの場合、詳細なスペックが公開されていないので分かる範囲で確認すると、大きな違いは「稼働時間」「メインブラシ」「値段」。
稼働時間と効率面はやっぱりルンバ?
稼働時間は「ルンバ コンボ j7+」よりも「L35 Hybrid+」の方が倍以上長いです。ただ、間取りは「ルンバ コンボ j7+」方が多い。
つまり、効率面で言えば「ルンバ コンボ j7+」の方が優秀?なのかもしれません。ただ、一人暮らしで使うのであればはっきり言ってオーバースペック気味です。
犬猫などのペットがいる場合は、ハイスペックな方が最終的にはいいかも?
「メインブラシ」は「L35 Hybrid+」がサンドブラシ。「ルンバ コンボ j7+」がゴムブラシ。
ゴムブラシの方が毛が絡みにくいというメリットがあるので、ペットを買っている人はゴムブラシの方がいいかもしれません。
コスパ重視なら「Anker Eufy RoboVac」
そして、何よりも目に入るのがその価格。「ルンバ コンボ j7+」は「L35 Hybrid+」の約2倍の値段。
カーペットを濡らさない「パットリフティングシステム」を搭載している最新機種ということもありますが、流石に15万以上は手が出しにくい。
高いだけの価値があるのかもしれませんが、一人暮らしでコスパを重視するなら「L35 Hybrid+」で十分だと思います。
「気になるけど・・・」という人は「ロボット掃除機」をレンタル!
「使ってみたいけど、ちょっと高い。」「試しに使ってみて、最終的に購入するか判断したい。」という人は、ロボット掃除機をレンタルして試してみましょう。
レンタルであれば、購入するほどのお金はかかりません。
かつ、何よりも「自分の生活に本当に役に立つのか?」を、実際に使って判断できるのでは、買い物の失敗を減らす最適な方法です。
おすすめの家電&家具レンタルサービス
家具や家電のレンタル・サブスク『CLAS(クラス)』では、今なら会員登録で500円分のポイントが貰えます。
例えば『CLAS(クラス)』なら「Anker Eufy RoboVac G10」が1ヶ月1,760円でレンタル可能です。
Amazonで同じものを購入しようとすると、約2万円以上します。
約1ヶ月間、本体価格の約1/10の価格でロボット掃除機が試すことができるので、ぜひ検討して見てください。
一人暮らしで「ロボット掃除機」使って感じた『メリット』
スケジュールを設定すれば、自動で水拭き&掃き掃除してくれる
「自分が部屋にいない間に、勝手に掃除をしてくれる。」この快適さは想像に便利です。
「掃除をしなきゃ」という意思決定も行動を起こす必要もなく、勝手に部屋全体を掃除してくれる。
言葉にするとただ怠けているだけに感じるかもしれませんが、一度この状況に慣れてしまうと本当に快適です。
掃除をするタイミングは、アプリでスケジュール設定が可能です。
eufy Clean (EufyHome)
Power Mobile Life LLC無料posted withアプリーチ
Ankerのロボット掃除機を管理できるアプリ「eufy Clean (EufyHome)」の場合。
吸引設定から水拭き時の水量。掃除をする部屋の選択。開始時間と繰り返す曜日が設定可能です。
一度設定してしまえば後は放っておくだけ。ロボット掃除機はスケジュール通り掃除をやってくれます。
もちろん今すぐ掃除をしてほしいときは、アプリからはもちろん「Google アシスタント」や「Siri」からの音声操作でも掃除を初めてくれます。
Google Homeアプリから設定できる「ルーチン機能」と組み合わせれば、Google Homeに「行ってきます」と言えば、留守にする間に掃除をしてくれるように設定が可能です。
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掃除の時間を最適化できる。休日の自由な時間が増える。
日頃からロボット掃除機にこまめに掃除をして貰うことで、休日の掃除の時間を短縮できます。
いざ自分で掃除をするにしても、ロボット掃除機のお陰で床掃除はある程度終わっている状態なので、掃除の時間も最小限に抑えられます。
「部屋に誰か来ても、最低限の片付けができている状態にしておきたい。」という、彼女もいないくせに効率好きな独身男性特有のなぞのこだわりを持っている人におすすめです。
床がキレイだと、なぜか部屋がキレイに見える。
不思議なもので、そこまで整理整頓ができていなくても「床にものが置いていない」かつ「床にゴミ or 抜け毛が落ちていない」と、部屋がキレイに見えます。
この両方の条件をクリアするのに、ロボット掃除機は最適でした。
床に物が置いてあるとロボット掃除機は掃除ができません。なので床に物を置かないようになり、それがいつしか習慣になります。
そしてその何も障害物のない床を、ロボット掃除機が定期的に掃き掃除&水拭きしてくれるので、キレイな状態がキープされます。
まさに一石二鳥です。
花粉症やハウスダストが気になる人は買うべし!
花粉が舞う時期は、仕事から帰宅してお風呂に入っている間に、ロボット掃除機に部屋を掃除して貰います。
こうすることで、外から帰宅した際に自分自身で部屋に入れてしまった花粉やホコリをロボット掃除機で除去できます。
最初はものは試しにとやってみただけでしたが、ロボット掃除機で掃除した前と後では、快適さが違う感じがします。
もちろん、お風呂で体に付着した花粉を落としているのも理由の一つだと思います。
ただ、服に付着して部屋に入ってきた花粉をいちいち掃除するのは面倒ですし、何よりも仕事終わりに掃除なんてしたくない・・・。
ロボット掃除機なら勝手にやってくれるので、非常に楽ちんです。
バッテリー交換が可能
この手の商品の場合、バッテリーが駄目になったら買い替え。というのが当たり前という感じです。
なんだかんだ言っても安い商品ではありません。個人的にはこういう商品に対しては「できるかぎり長く使えること」が求めるコスパの一つです。
Ankerのロボット掃除機の場合は、内臓のバッテリー交換が可能。しかも普通にAmazonで購入できます。※もちろん純正品。
メーカーに問い合わせて、ロボット掃除機をメーカーに送ってバッテリーを交換して貰って・・・なんて一昔前の面倒な手順は不要です。
もちろん、自分でバッテリーを効果する手間はかかります。
ただ、それぐらいならある程度知識がある人なら、苦労するようなことではありません。
一人暮らしなら「ランニングコスト」はそこまでかからない。
左右で回転するブラシやフィルター。かつ、ゴミ収集ステーションに取り付けているダストバッグなど、ロボット掃除機も地味に消耗品があります。
消耗品のことを考えると、コスパが悪いイメージがありますが、正直一人暮らしの部屋程度なら想定以上に持ちます。
私が購入した『Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+』のダストバッグの交換目安としては「2ヶ月に一度」となっていますが、それはあくまで一般家庭での話。
実際に使って余裕で2ヶ月以上は経過していますが、今のところまだまだダストバッグに余裕はあります。
部屋の広さによりますが、一人暮らしの部屋なら半年ぐらいは余裕で持つ感じです。
ガジェットの所有欲がすごく満たされる。あと、なんかかわいい。
ロボット掃除機が云々というよりもは、完全に趣味の話になりますですが、ガジェットとしての所有欲はすごく満たされます。
想像以上にガッシリとした見た目と重み。ただ、無骨なように見えてデザインはキレイめ。
そして何よりもロボット!自立したロボットなんです!そこが単純にイイ(゚∀゚)!!
センサーで障害物を避け、学習して効率的に掃除をする。しかも半自動で。
そうはいいながらも、掃除中にケーブルに絡まると留守中に「助けて」という連絡をしてくるこの健気さ!なんかカワイイ!
一人暮らしで「ロボット掃除機」使って感じた『デメリット』
床に物が置けなくなる
「ロボット掃除機を使わなくなる」もっとも多い理由が「床に物が置けなくなるから」。ちなみにこれは本当です。床に物を置くとロボット掃除機が掃除できなくなるので、床に物が置けません。
絡まりやすい服を脱ぎっぱなしにしたり、ケーブルを放置すると面倒ことになります。そもそも、床に物を直置きするようになると、どんどん整理しなくなって部屋が散らかります。
散らかった部屋の掃除は時間がかかるので、より一層掃除が億劫になり掃除をしなくなります。
「ロボット掃除機」にしっかり掃除をさせるためには、ある程度の環境を整える(=部屋を一度きれいにする)必要があるので、本末転倒と言えるかもしれません。
ただ、逆に「床に物を置かない」という習慣が身につけば、その後の部屋の片付けは非常に楽になります。
かつ、ロボット掃除機もその機能を存分に発揮できるので「掃除は嫌いだけど、一人暮らしの部屋はある程度キレイを維持したい!」という人には逆におすすめできます。
ケーブルはもちろん、カーテンも要注意!
「ロボット掃除機はケーブルに引っかかりやすい」というのはなんとなく想像できると思いますが、カーテンにも弱いです。
もちろん、窓の高さにあった適切なカーテンであれもほぼ問題ありません。
ただ、私みたい「引っ越し前の部屋で使っていたカーテンが、そのまま使えるだろう。」なんて軽い気持ちで考えて、付けてみたら長すぎるカーテンを使っていると、引っかかって止まってしまう可能性があります。
対処法としては、カーテンを「裾上げテープ」や「安全ピン」で折りたたんで短くすればOKです。
見栄えを重視すると、安全ピンより裾上げテープの方が絶対に良いです。(安全ピンでなんとしてる人の経験談)
部屋の段差には「スロープ」を準備する必要がある。
古い賃貸の場合、部屋の間には「段差」があります。ロボット掃除機も年々進化しており、段差に強くなったと言っても限界があります。
私が購入した『Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+』は、1cmぐらいの段差ならの余裕で乗り越えます。
ただ、2cm以上の段差ともなると、流石に無理なのでスロープが必要になります。
100均の材料で自作している方もいますが、手間と見た目を考えると市販のスロープを買った方が良いです。
私も100均の材料で作った自作スロープと、市販の後付スロープの両方を使っていますが、市販品の方が手間もかからずおすすめです。
材料費のトータルを考えても、自作と市販品はそこまで大きく変わらないので、サイズが合うのなら市販品をオススメします。
設置できる場所は必ず(購入前に)確保すべし!
「ロボット掃除機」は意外とデカイです。かつ、ゴミ収集ステーションが一緒になると、設置場所をそれなりに考える必要があります。
『Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+』の説明書を見ると、下記のような記載があります。
自動ゴミ収集ステーションの左右0.5m、前方1.5mの範囲内にある障害物を取り除いてください。自動ゴミ収集ステーションの周囲の障害物を取り除くことができない場合、本製品が自動ゴミ収集ステーションに戻ることができるか確認してください。
つまり、設置場所はある程度の広さが確保されていないと、ロボット掃除機がステーションに戻れなくなります。※これは充電ステーション版でも同じです。
私の場合、引っ越しした直後の謎テンションに乗っかって勢いで購入。ある程度の置き場所の候補は考えていたものの、本当にいけるかはぶっつけ本番。
最初は不安でしたが、物は試しにと「折りたたみテーブル」の下にステーションを設置して見たところ、結果は大成功。※音量注意
おじさんが人生初のロボット掃除機がホームに戻っていくのに感動している無駄にテンションの高い動画。 pic.twitter.com/J3zA0AOOio
— KiRi_Byakuya@IT土方 (@KiRi_Byakuya) March 5, 2023
今も動画と同じ場所に設置していますが、ステーションに戻れなくなる問題は一度も発生していません。
ただ、あまりにも狭くて入り組んでいると、本当にロボット掃除機が戻れなくなるので、設置場所は前もって検討して置きましょう。
ゴミ収集ステーションの吸引音が結構すごい。
「ゴミ収集ステーション」は、その名の通りロボット掃除機がかき集めたゴミを収集して、内蔵するダストバッグに溜め込みます。
ロボット掃除機のゴミを収集は、ゴミ収集ステーションが「吸引して」回収する仕組みになっています。
問題なのはその音。ロボット掃除機本体の騒音が可愛く感じるぐらいの結構な音がします。
まぁ、まさに「掃除機の吸引音」なので、隣人トラブルになるほどの騒音ではないです。
ただ、真夜中にこの轟音を響かせるのは遠慮流石に・・・と思うレベルの音なので、夜の掃除は控えた方が良いです。
ゴミ収集ステーションへの回収は、アプリで設定可能です。
口コミと評価 / ロボット掃除機『Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+』
カーペットを検知すると自動で吸引力が上がるので、念入りに掃除してくれる。壁際までしっかりとよって、前面のブラシでゴミをかき集めてくれるのでかなり便利。デザインはかっこいいが、表面がガラスの光沢になっていてホコリが目立つのがちょっとあれかな?ダストボックスは消臭タイプがオススメ。
この価格なら失敗しても怖くない。ズボラな一人暮らしにはピッタリ。
レーザーセンサーによる正確なマッピングが素晴らしく賢く経路を辿ったり、カーペット上では自動でパワーが上がる等十分な能力を持った上で実用的な清掃をしてくれます。
価格帯が異なるので当然ですが、他ブランドの上位機種に比べカメラ等のプラスアルファなセンサーは無いので床上の小さな物やコード類、段差の認識には少し弱い所があると思いますが、比較的安価ながら部屋の状況をリアルタイムで把握していく様は驚きます。
まとめ
一人暮らしだといらないと不評を買い気味のロボット掃除機ですが、しっかりと使いこなせばコレほど楽ができる便利家電はありません。
掃除の手間を省き、自分の時間を増やすためのガジェットとして検討してみてはどうでしょうか>
以上、ありがとうございましたm(_ _)m